校長講話

前期始業式校長講話
令和8年4月8日


 みなさん、改めましておはようございます。先ほどの着任式ありがとうございました。新しい学校というのは、とても緊張します。札幌啓成高等学校は、あこがれの高校でもあったので、ましてやです。みなさんのあたたかな歓迎の雰囲気を感じ、ホッとしているところです。早く学校に慣れ、みなさんと楽しい学校生活を送ることができるようにしたいと思います。よろしくお願いします。

 

 さて、新2年生、3年生のみなさん、進級おめでとうございます。こうして皆さんと新しい年度を迎えることができ、大変うれしく思います。 午後から新入生を迎えることができます。これもうれしい。会場設営で特に3年生のみなさんにはお手伝いをお願いしますが、よろしくお願いします。

 

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 さて、今日は、「3つのC」という話をします。
 これは、私自身日常から心がけている言葉です。札幌啓成高校を強く支えるための3つのCについて考えてきたので皆さんも意識してくれたらうれしいと思います。

 「3」という数字は最強であると考えています。 四角形はヨコや斜めに変形しやすいのですが、斜めに一本柱を入れるだけで強度が格段に強くなります。これは三角形が2つできるからです。三角形はとても強く支えることができます。天井の梁を見てください。三角形がたくさんあります。このたくさんの三角形が体育館を守っているのです。

 これから紹介する「3つのC」が札幌啓成高校を支える一つになればよいと思います。


1つ目 C チャレンジ 挑戦です。
 北海道日本ハムファイタースから世界へ羽ばたいた大谷選手。大谷選手は、メジャーでも大活躍をしつづけていますが、周りからみて、「絶好調でしょ」思っても、本人は、「今年の数字がやっぱり最低じゃないかと思います。今年できたことが来年できないということはなくしたいと個人的に思っている」と述べています。

 つまり、今年の数字が基準ではなく、最低としてとらえ、さらに上への挑戦をしているのです。現状に満足することなく挑戦し続けているから、あのようなすばらしい成績を残すのだと思います。

 こんな言葉があります。
 「義をみて為(せ)ざるは、勇(ゆう)なきなり。」

 意味は、「人として行うことがわかっていながらそれをしないのは、臆病者である」 この言葉につきると思います。やった方が絶対良いと思うことには、失敗を恐れずチャレンジして欲しいと思います。むしろ失敗してもいいではないか。失敗から多くのことを学びます。高校時代は失敗し、試行錯誤できる期間なのだと思う。何か一つでもよいから、これぞと思うことにチャレンジしていきましょう。


 二つ目 C チェンジ 変革です。
 チェンジと先ほどのチャレンジはセットで考えて良いと思います。チャレンジの先には、必ず変化がある。自分が変わる、周りが変わる、クラスが変わる、、、、。ひょっとしたら、自分が変わることによって、学校が変わるかもしれないですよ。現状に満足せず、どんどん変革して欲しいと思います。世の中の変化のスピードはとにかく速いです。「時代に遅れているなあ」、とか「古いなあ」と思ったことは、よく考えて、変革して欲しいと思います。今が常識でもすぐに古くなってしまうのが現代の社会です。


 3つ目は、C コラボレーション、コミュニケーション 協働・対話です

  何かにチャレンジする、何かを変革する、それは、決して一人ではできないもの。自分の考えを、相手に確実に伝達し、イメージを共有して欲しいと思います。伝わらなかったらあきらめず、しっかり伝えて欲しい。話を受けた人も、相手が何を伝えようとしているのかを理解し、対話して欲しい。

  会話ではなく、対話です。対話とは、お互いにじっくり話し合うことをいいます。じっくり話し合って、納得する答えを導いて欲しい。1人より、2人。2人より3人。多くの人と対話できれば、より素晴らしい学校になるはずです。

 


 さあ皆さん、新しい年度のスタートです。何か一つでも「これは誰にも負けないくらいがんばった」ということが言える年度末になるよう、
期待しています。私も、何かにチャレンジし、年度末にはこんなことにチャレンジできたと皆さんに報告したいと思います。

 ただひとつ、あまり頑張りすぎて無理をしないように。困ったことがあったら、いっぱいいっぱいになる前に是非友達や先生に相談しましょう。一番大事なのは、みなさんの生命。困ったことがあれば、限界になる前にすぐに相談してください。

 

 それでは、すばらしい1年にしましょう。

 

 以上です。