本日は、大変ご多用な中、進路説明会にご参加いただきありがとうございます。
4月に静内高校より着任いたしました、酒井徹雄と申します。皆様へのご挨拶が遅れてしまいましたが、本日はどうしても皆様に直接お話ししたい思いがあり、この時間をいただきました。
お子様が卒業されるまでのあと2年間、本校のスタッフとともに、進路実現に向けて全力で伴走してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今の高校2年生は、部活動や生徒会でも中心となり、名実ともに学校のリーダーとなる大変充実した時期を迎えています。しかし同時に、心の中には「まだあと2年ある」という油断が生まれやすい時期でもあります。
高校生活を思いきり楽しむことが何より大切ですが、それと同時に、大学受験という将来の目標を見失ってしまわないかが、私たちが一番心配している点でもあります。
私は、高校の3年間を「坂道を転がるボール」のようだ、と感じています。最初はゆっくりですが、だんだんと加速し、後半になるほど時間の流れは一気に速くなります。時間的には半分を過ぎたところですが、体感としては、高校2年生の後半はもう「中間点」ではなく、すでに後半戦の猛スピードの中にいるのです。
幸い、高校2年生の今は、まだ落ち着いてゴールを見据えることができる時期です。これが3年生になり、焦りが出始めると、結果にとらわれてゴールそのものを見失ってしまいがちです。
今が、お子様とご家庭、学校の三者が一体となって将来の目標を落ち着いて考えることのできる時期かもしれません。自分の希望と幅のある多くの選択から、目標を考えるにはよい時期です。
的を絞ることのできるお子様もいるとは思いますが、今の時期は、まだぼんやりとでもよいので、見つめることのできる目標を定めていくことはとても大切だと考えます。心にゆとりがある「今」、お子様と一緒にしっかりとゴールを設定し、「どうすればそこにたどり着けるか」を一緒に考えてあげていきましょう。
(私も実は受験生の親です。親として考えていることは・・・)
親が受験を変わることはできません。だからこそ、「できないところ」に目を向けるのではなく、「できているところ」や「成長している部分」を見つけて、その努力や不安な思いを丸ごと受け止めてあげることが一番大切ではないでしょうか。そして、それができるのは、他でもない親だけです。親がその思いをしっかり受け止めることで、子どもたちの心に大きな自信が生まれます。
本日は第1部、第2部に分かれてご説明を申し上げます。どんな小さな疑問でも構いませんので、気になることがあれば遠慮なく本校スタッフへご質問ください。
本日は、誠にありがとうございました。