本日は、大変ご多用な中、本校の進路説明会にご参加いただき誠にありがとうございます。
4月に日高管内の静内高校より着任いたしました、校長の酒井徹雄(さかいてつお)と申します。皆様へのご挨拶が遅くなってしまいましたが、本日はどうしても直接皆様にお話ししたく、この時間を設けていただきました。
皆様とは1年間という短い期間ではございますが、本校スタッフが一丸となり、お子様の進路実現に向けて全力でサポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
実は、校長であると同時に、私も皆さんと同じ、高校3年生の子を持つ親でございます。この春、上の子がようやく大学へ進学し、「やれやれ」と一息ついたのも束の間、息つく間もなく、今度は下の子が受験を控えております。ですから、ここにおられる保護者の皆様のお気持ちは、痛いほどよく分かります。
私の経験からも、受験を控えた子どもたちの心は、本当にデリケートで複雑です。親としては、ついあれこれ口を出したくなりますが、子どもにとってはそれが苦痛だったりします。かといって、何も言わないと、今度は「放っておかれている」と不安になるようです。
励ますつもりで「〇〇君はこうなんだって」と話しても、周りと比較されたように感じて、かえって焦りを募らせてしまう……。本当に難しいものですね。
では、私たち親は、一体どう接すればよいのでしょうか。
私は、がんばっていない受験生は一人もいないと思っています。誰もが、その子なりに全力でがんばっています。
だからこそ、「できないところ」に目を向けるのではなく、「できているところ」や「成長している部分」を見つけて、その努力や不安な思いを丸ごと受け止めてあげることが一番大切ではないでしょうか。そして、それができるのは、他でもない親だけです。親がその思いをしっかり受け止めることで、子どもたちの心に大きな自信が生まれます。
「夢をつかめ」の巻頭言にも書かせていただきましたが、子どもたちは、模試の判定など「目に入りやすい結果」を過度に気にしがちです。(手を目の前で振る)
ここで親まで一緒になって、目の前の結果ばかりにとらわれてしまうと、本当に目指すべきゴールが見えなくなってしまいます。
ぜひ、お子さんのがんばりを信じて、視線をその先にあるゴールへと向けてあげてください。(私も、我が子に対してそうしようと思っています)
本日の説明会は、第1部と第2部に分かれて進めてまいります。
何か少しでも気になる点や疑問がございましたら、どうぞ遠慮なく、本校のスタッフへお尋ねください。
本日は、誠にありがとうございました。