理数科について

理数科は…

 ■ 多様化する科学分野の人材育成をめざします。

 ■ 科学的なものの見方や考え方を育てます。

 ■ 自ら学ぶ、心豊かな人間を育てます。

 ■ 数学、理科に関する内容を深く学習します。

 ■ 理数系大学への進学に向けて確かな学力をつけます。

 

概要

 理数科は理科・数学に強い関心を持ち、その能力と適性に優れた生徒に対して、ものごとを科学的に考察し処理する能力を育て、情報化社会や先端技術社会にも対応できる広い視野を持った人物の育成をめざしています。

 

定員

 40名

 

学級編成

 3年間同一学級

 

 

学区

 道内全域

 

特色

▼数学・理科の時間数が多くなっています

 数学・理科の学習時間を多くとり、これらの教科について発展的かつ探究的に学習します。これらの学習は、理系の上級学校進学に向けてや、大学進学後の研究活動などに、繋がっていきます。

▼3年間同じクラスで励まし合いながら勉強します

 理数科は個性豊かな人が多く、明るくバイタリティにあふれています。そんな中で同じ興味関心を持つ友人が多くでき、お互いに磨きあうことで、学力的にも人間的にも大きな成長が見られます。部活動や生徒会活動に積極的に活躍する人もたくさんいます。

▼課題研究を軸とした学習活動を行っています

 自然科学・応用科学に対する視野を広げるとともに、課題に対して科学的にアプローチする力を身に付けるため、理数課題研究を行っています。教科横断科目「KSI」や「SSH道内研修」の中で、大学等研究機関と連携しながら、専門性の高い探究的な学びを実践しています。

 

理数科の行事(学習活動) ※詳しくはSSHのページで(別ページへ移ります)

▼KSI・Ⅰ(1年生)

 課題研究の過去事例を通した研修や森林を教材とした研修を通して、自然科学・応用科学に対する興味・関心を広げ、研究を行うための見方・考え方を身に付けます。また、留学生TAとのオールイングリッシュの科学実験を通して、英語で科学コミュニケーションをとれる力を育てます。後半は課題研究のテーマについて検討し、1年の成果を啓成学術祭で発表します。

  

 

▼KSI・Ⅱ(2年生)

 グループで課題研究を進めていきます。中間発表会や、4分の3発表会によって、研究をブラッシュアップしていきます。その成果は、12月の課題研究発表会や啓成学術祭で発表します。さらに、HISFでは、英語で道内他校や海外の高校生に対して、ポスター発表を行います。また、保健や家庭についても教科横断的・探究的に学習します。

  

  

 

▼KSI・Ⅲ(3年生)
 課題研究の成果を論文の形でまとめます。これらの学習活動は、大学での学びや研究活動に繋がります。

 

▼SSH道内研修
 自然や科学技術に関して体験的・探究的に学ぶため、北海道内の研究機関や施設、山麓にて巡検や調査活動を行います。ここで学んだ専門性の高い知識や技能、科学的な見方・考え方は、KSIでの学びに繋がります。

 

 

 ▼その他SSH研修・講座への参加
 希望者はこの他にも、SSH校として実施している道外研修、北海道大学研修、海外研修などの研修、国際共同研究アカデミーなどの講座に参加することができます。詳細はSSHのページも確認してみてください。

 

 

 理数科を設置している高校は全国に約200校、道立学校では札幌啓成高校のほかに室蘭栄高校、滝川高校、旭川西高校、釧路湖陵高校、北見北斗高校、函館中部高校の7校があります。
 本校は、石狩地区で唯一の理数科設置校であり、道内の理数科設置校の事務局校としてその機能を果たしています。卒業生の多くは、理数系の大学を中心に進学していきます。