黒松内・歌才湿原ミズゴケ再生プロジェクトに参加してきました!

5月11日(日)、黒松内町の歌才湿原で、北大環境科学院の研究「ミズゴケ湿原生態系の復元・再生を介したSDGsに貢献する科学と実践」(以下ミズゴケ再生プロジェクト)のお手伝いをしてきました。

啓成高校からは、科学部を含む有志7名が参加しました。

ミズゴケ再生プロジェクトは、ミズゴケの生育を阻害する植物を伐採し、ミズゴケの生育を助けるというものです。

湿原において、ミズゴケは温室効果ガスである二酸化炭素を吸収し、泥炭となって堆積します。

湿原、泥炭地は人間活動などによって減少しており、ミズゴケが減ると、炭素(二酸化炭素)の吸収量も減ってしまいます。

ミズゴケを守ることは、地球温暖化対策にもなるのです!

このプロジェクトでは、歌才湿原近隣の黒松内中学校、白井川中学校、寿都高校の生徒と協力して作業を行い、お互いの交流を深めるとともに、環境保全への意識を高めました。

なお、北大環境科学院の露崎先生(啓成高校・SSH森林学習の講師)のご指導と黒松内町ブナセンターの学芸員さんのサポートで4校の参加が実現しました。

本校科学部の生徒達は、この貴重な経験を今後の研究活動に活かしていきます。

歌才湿原

ミズゴケ

植生調査区画を実際に見ました。