2019(令和元)年度 - 活動レポート
サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座
2019/07/02 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座
テーマ 「プレートテクトニクス(北海道の形成)」
時間 6・7校時(KSI・I)
場所 本校大ホール
対象 第1学年理数科39名
担当 理科、英語科、SSH推進部
講師 北海道大学留学生・ALT10名
内容 道内研修Bの事前研修を兼ねて、北海道の中軸部が形成される過程を、探究的に留学生TA、ALTと一緒にオールイングリッシュで学びました。今回は、仮説を検証するために北海道中軸部へ調査に出かけるというシチュエーションで、5つの展示ブースにいる留学生TAから様々な観察事実を英語で情報収し、その情報を統合的に考察することにより、北海道がどのように形成されてきたのかということを英語で議論しました。生徒たちは、集中して留学生TAから情報を聞き出していました。
森林研修II
2019/07/01~07/05 森林研修II
時間 各クラス1時間(KSI生物基礎)
場所 校庭
対象 第1学年普通科・理数科 320名
担当 理科、SSH推進部
内容 今年2回目の森林研修が実施されました。今回は、昆虫の適応戦略と外来植物の観察をテーマとして、2グループに分かれて活動しました。グループ①は、クルミハムシやオトシブミなどの植物食性昆虫、シデムシなどの分解者の役割を担う昆虫などの観察を通して、適応戦略と多様性について学びました。グループ②は、外来植物のスケッチ・観察を通して、種の同定技法を身に付け、外来生物の多さ・身近さを感じました。
サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座
2019/06/25 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座
テーマ 「たたら製鉄」
時間 6・7校時(KSI・I)
場所 本校物理教室
対象 第1学年理数科39名
担当 理科、英語科、SSH推進部
講師 北海道大学留学生・ALT10名
内容 道内研修Aの事前研修を兼ねて、鉱石から金属を取り出す過程を、探究的に留学生TA、ALTと一緒にオールイングリッシュで学びました。科学英語は、英語で科学コミュニケーションを行うことができるようになることを目指して、4人グループに1人の留学生を配置して実施しています。今回は、自己紹介やロールプレイでTAと英語コミュニケーションのトレーニングを行う、金属製錬の方法を講義や演示実験で学ぶ、孔雀石から製錬された銅が金属の性質を示すかを実験的に検証する、最後には学習したことをポスター形式で英語発表する、というプログラムです。この中で、生徒たちは、英語の実践力を培ったのはもちろんのこと、仮説を検証することの大切さという科学の基本的な考え方を学びました。
課題研究マスマティクス
2019/06/19~06/26 課題研究マスマティクス
日時 6月19日(水)3~5校時・26日(水)3~5校時(KSI・III)
場所 本校大ホール
対象 第3学年理数科40名
担当 数学科
内容 KSI・IIIでは、生徒たちが関数探求、相加平均・相乗平均、確率のいろいろ、暗号の数学、簡単な整数論のすすめ、2次曲線についてという6つのゼミに分かれ、数学に関する専門性の高いテーマを設定し、課題研究を行ってきました。そして、19日と26日には、これまでの成果についての発表会を行いました。配付プリントや、黒板の使い方、書画カメラやスライドを用いるなど、各グループ工夫を凝らし、説明は教員さながらの話力で、学んだことをクラスメイトに伝えていました。
特別科学講義
2019/06/18 特別科学講義
時間 6・7校時(KSI・I)
場所 本校大ホール
対象 第1学年理数科39名
講師 北海道大学大学院工学研究院材料科学部門マテリアル設計分野教授 三浦 誠司 氏
担当 SSH推進部
内容 夏休みに実施する道内研修A(科学技術・ものづくりテーマ)の事前研修を兼ねた特別科学講義を実施しました。毎年恒例の講義となりましたが、大きな元素周期表と実物の金属標本を用いて金属の性質を学んだ後、結晶モデルを使いながら、金属の特性を探究しました。
Future Earth 海洋プラスチッックゴミ調査
2019/06/16 Future Earth 海洋プラスチッックゴミ調査
時間 12:00~17:00
場所 石狩浜海水浴場
対象 第2学年FV講座Future Earth選択者6名
担当 FV担当、SSH推進部
内容 FV講座Future Earth選択者6名は、海洋プラスチックごみの調査のため、石狩浜を訪れました。さらに、今回はマレーシアからの留学生6名も同行し、一緒にサンプリングをしました。はじめに、10m×50mの1区画において目視できるゴミを回収し、次に50cm×50cmの区画について厚さ2cmの砂を回収しました。今後、ゴミの量と砂に含まれるマイクロプラスチックの量を測定し、GIS(地理情報システム)上にデータを掲載する予定です。また、生徒たちは移動中やサンプリング中、留学生たちと英語を使ってたくさん交流し、お互いの生活や文化について知ることができました。
Future Earth Cisco会議①
2019/06/12 Future Earth Cisco会議①
時間 7:55~8:45
場所 本校物理教室
対象 第2学年FV講座Future Earth選択者12名
担当 FV担当、SSH推進部
内容 FV講座Future Earth選択者12名は、オーストラリアにあるマレ-ニー高校の生徒とインターネット会議を活用して交流を行いました。はじめに、お互いの学校紹介を行い、文化や普段の生活など興味のあることを質問し合いました。それから、一緒に酪農学園大学の吉中厚裕准教授の講義を受け、地球環境問題や研究テーマである海洋プラスチックごみの問題について理解を深めました。
KSI家庭 乳児ふれあい実習
2019/06/04 KSI家庭 乳児ふれあい実習
時間 3・4校時(KSI・II)
場所 本校英語教室
対象 第2学年理数科40名
担当 家庭科、SSH推進部
内容 本校近隣に住む親子のみなさんに協力していただき、理数科2年生40名は赤ちゃんとそのお母さんとのふれあい体験を行いました。その中で、赤ちゃんのかわいさや楽しさを感じるとともに、お母さんのお話からは、親の大変さや子に対する思いなどを理解することができました。また、本プログラムの実施にあたっては、赤ちゃんの親子のみなさんはもちろん、ボランティアの方々、札幌市職員の皆様など、多くの方々に協力していただきました。9月には乳児ふれあい実習を予定しており、生徒たちは少し成長した子どもたちと会えるのを楽しみにしています。
KSI家庭 ユニバーサルデザイン講演
2019/05/22 KSI家庭 ユニバーサルデザイン講演
時間 3・4校時(KSI・II)
場所 本校英語教室
対象 第2学年理数科40名
講師 株式会社ワールドワーク代表取締役 川道昌樹 氏
担当 家庭科、SSH推進部
内容 川道昌樹氏を講師に、「共に生きる社会を考える~そっと寄り添い、共に感動~」の演題で、ユニバーサルデザインについて学ぶ講演を行いました。障害のある方々や高齢者の方々の体験談を交えた講演では、普段の生活では意識できなかった視点や考え方について、たくさん気づくことができました。また、視野狭窄メガネ等を試着体験することで、体に不自由がある方々の大変さ、UD製品の必要性を実感しました。さらに、「体が不自由な方においしくポッキーを食べてもらうにはどうしたらよいか」という課題を通して、自分の思い込みでサポートするのではなく、相手のペースでサポートすることが大切であるということを学びました。
バイオミメティクス研修
2019/05/15 バイオミメティクス研修
時間 5・6校時(KSI・II)
場所 物理教室
対象 第2学年理数科 40名
講師 北海道大学大学院工学研究院准教授 原田宏幸 氏
担当 SSH推進部
内容 北海道大学原田宏幸准教授を講師とし、「生物模倣ロボット」についての講義及び体験学習を行いました。前半の講義では、「バイオミメティクスとは何か、ロボットとは何かという基本から、生物模倣ロボットの有用性と現状や課題について学習しました。また、後半は、ヘビ型ロボットのプログラムの変数を変換し、最適な動きを再現しようということに挑戦しました。その中で、ロボット工学のおもしろさや難しさに触れ、最適化を追究する工学分野の魅力を感じることができました。