2019(令和元)年度 - 活動レポート

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

2020/02/18 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

サイエンス英語Ⅰ 英語イマージョン科学講座

テーマ 「力学的エネルギー保存の法則」
時間 6・7校時(KSI・I)
場所 本校物理教室
対象 第1学年理数科39名
担当 理科、英語科、SSH推進部
講師 北海道大学留学生・ALT11名
内容 今回は力学的エネルギー保存の法則について、英語イマージョンで学習しました。外国人TAの方々と一緒に鉄球の振り子実験により、位置エネルギーと運動エネルギーを測定し、その保存法則について調べました。今回のサイエンス英語で英語イマージョン科学講座は終了です。来年度は、2年生として、この中で学んだ研究アプローチの手法と培った英語力を実践させ、課題研究S(サイエンス)と課題研究E(イングリッシュ)に取り組みます。

海外研修事後研修③

2020/02/15 海外研修事後研修③

時間 9:00~15:30
場所 本校物理教室
対象 オーストラリア海外研修参加者
担当 SSH推進部
内容 北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)に向けた準備のために海外研修事後研修を実施しました。HISFでは、環境フォーラムを行う予定で、その中でマイクロプラスチック汚染を取り上げ、協働研究の成果や環境保全に向けた提言を行います。ステージ上での台本はもちろんのこと、オーストラリアで作成した動画や海外生徒からの意見を取り入れる、一緒に歌を歌うなど、その表現方法も生徒自ら工夫して取り組む姿がありました。

課題研究E(イングリッシュ)

2020/02/14 課題研究E(イングリッシュ) 

課題研究E(イングリッシュ)

日程 令和2年1月17日~2月14日(KSI・II)
場所 本校大ホール・パソコン室
対象 第2学年理数科40名
担当 理科、英語科、SSH推進部
講師 北海道大学留学生・ALT11名
内容 12月に発表した課題研究を、3月に実施される北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)にて英語発表するために、外国人TAの方々に協力してもらいながら英語ポスター・原稿の作成に取り組みました。各班自分たちの研究内容を英語で説明し、作成していたポスターや原稿の添削をしてもらい、発表練習を行って発音もチェックしてもらいました。生徒たちは、発表に向けての取組はもちろん、余った時間を利用して楽しく英会話をする姿もあり、この取り組みを通して実践的な英語コミュニケーション力を向上させました。

マレーシア熱帯林海外研修

2020/01/13 マレーシア熱帯林海外研修

マレーシア熱帯林海外研修

日程 令和2年1月4日(土)~13日(月)
対象 マレーシア熱帯林海外研修参加者8名
内容 生物多様性及び環境保全に関して、マレーシアの研究機関及び教育機関との双方向の共同研究や英語による議論を行うことを目的とし、マレーシア熱帯林海外研修を実施しました。生徒たちは熱帯の自然に直接触れることで生物多様性を五感で感じとるとともに、11月の「さくらサイエンスプラン」で来日したマレーシア高校生との再会に歓喜し、科学実験教室や共同研究などのプログラムに積極的に取り組みました。このプログラムの中で、1年生8名は、特に英語を介したコミュニケーションの面で大きく成長し、研修の終わりはホームステイ先の家族と涙のお別れとなりました。研修日程は次のとおりです。
【日程】
1日目 移動日
2日目 移動日
3日目 サバ大学訪問(講義、見学)
    クリアスマングローブ森林保護区見学
4日目 ポーリン温泉公園見学
5日目 メシラウ小学校訪問(サイエンス教室)
キナバル国立公園見学
6日目 海洋プラスチック汚染共同研究
7日目 オールセインツ中等学校訪問
8日目 コタキナバル湿地センター見学
海洋プラスチック汚染協議
9日目 移動日
10日目 移動日

道外研修

2020/01/10 道外研修

道外研修

日程 令和2年1月7日(土)~10日(金)
対象 道外研修参加者12名
最先端研究施設を視察し、研究者や技術者に直接質問する機会を持つことで、最先端の科学技術に関する理解を深め、研究に対する態度・考え方を学びました。今年度は、振り返りやまとめの時間を充実させて実施しました。研修日程は次のとおりです。
【日程】
1日目 海洋研究開発機構(JAMSTEC)
2日目 高エネルギー加速器研究機構(KEK)
     理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)
3日目 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
4日目 日本科学未来館

課題研究発表会

2019/12/20 課題研究発表会

課題研究発表会 

時間 3~6校時(KSI・II)
場所 本校大ホール
対象 第2学年理数科40名、第1学年理数科39名
担当 理科・SSH推進部
講師 酪農学園大学教授 我妻 尚広 氏
   公立千歳科学技術大学教授 長谷川 誠 氏
   北海道大学大学院教授 内田 努 氏
内容 理数科2年生は、1年間取り組んできた課題研究について、成果発表会を行いました。各班、今週のギリギリまで結果を求めて実験を行い、前日ギリギリまで発表資料の作成や練習などの準備を行いました。当日の発表では、各班動画を用いる、実物を見せる、演示を行うなど、発表方法に工夫を凝らし、研究内容をわかりやすく伝えていました。発表を聞いていた1年生からは多くの質問が寄せられ、白熱した議論が展開されました。また、助言者の先生方からも講評いただき、自分たちの研究アプローチの手法について振り返ることができました。

オーストラリア海外研修

2019/12/14 オーストラリア海外研修

オーストラリア海外研修

日程 令和元年12月7日(土)~14日(土)
対象 オーストラリア海外研修参加者14名(うち他校生2名)
内容 生物多様性保全及び課題研究でつながる双方向かつ協働的な科学交流を行うことを目的として、今年もオーストラリア海外研修を実施しました。本研修は、重点枠事業の1つであるため、夏季休業中の参加生徒選抜により、札幌国際情報高校と札幌月寒高校の生徒2名と本校生徒12名の参加となりました。本校理数科生徒と他校生はここまで行ってきた課題研究の成果をオーストラリア生徒に伝え、本校普通科生徒はこれまでオーストラリア生徒と一緒に取り組んできた海洋プラスチック汚染の問題について現地での調査研究及び協議を行いました。研修日程は次のとおりです。
【日程】
1日目 移動日(機中泊)
2日目 クイーンズランド博物館見学
ホームステイピックアップセレモニー
3日目 マレーニー州立高校訪問①
・オリエンテーション、自己紹介、学校紹介
・マイクロプラスチック汚染問題についての協議
4日目 マレーニー州立高校訪問②
・科学交流(課題研究、マレーニーSTEAMプロジェクト)
・サイエンスチャレンジ
5日目 オーストラリア動物園及び野生動物保護病院見学
6日目 ヌーサ国立公園見学、海洋プラスチック調査
7日目 メアリーケインクロス景観保護区見学
8日目 移動日

SSH特別科学講演会

2019/12/11 SSH特別科学講演会

SSH特別科学講演会

時間 5・6校時
場所 本校第1体育館
対象 第1・2学年640名
講師 北海道大学総合博物館教授 小林 快次 氏
内容 今年度講師として来校していただいたのは、世界の恐竜研究の第一人者で、「恐竜博士」としても知られる北海道大学総合博物館教授の小林快次先生です。先生は、恐竜から鳥へと移るマクロエボリューションにおける食性や繁殖の進化を専門的に研究されており、モンゴルや中国、米国アラスカ州、カナダなど世界にまたがっての調査を行っている方です。講話では、恐竜の進化についての話はもちろんのこと、現地の調査でのエピソードや、ご自身の高校時代・大学時代の経験談もお話しいただきました。講演後には質問するためにたくさんの生徒が手を挙げており、「恐竜博士」と直接お話しできる貴重な機会となりました。

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

2019/11/19 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

サイエンス英語Ⅰ 英語イマージョン科学講座

テーマ 「エルニーニョ現象」
時間 6・7校時(KSI・I)
場所 本校物理教室
対象 第1学年理数科39名
担当 理科、英語科、SSH推進部
講師 北海道大学留学生・ALT10名
内容 今回はエルニーニョについて、英語イマージョンで学習しました。講義から、ボルネオやバンクーバー、北京で起きたエルニーニョ現象による影響について知り、外国人TAの方々からの説明やモデル実験により、その原理を理解することができました。授業の終わりに行ったまとめの英語発表練習では、何度も取り組むことで、暗唱して英語でプレゼンできる生徒もいました。

課題研究4分の3発表会

2019/11/15 課題研究4分の3発表会

課題研究4分の3発表会

時間 5・6校時(KSI・II)
場所 本校各教室
対象 第2学年理数科40名
担当 理科・SSH推進部
内容 12月の課題研究発表会へ向けて、他校から3名の先生方に来校していただき、4分の3発表会を実施しました。3名の先生方には助言者として各班の様子を見てもらい、生徒たちは先生方に自分たちの研究内容と進捗状況を説明する中で、多くの貴重なアドバイスをいただきました。本番の発表会まであと1ヶ月、本日の助言を参考に、ラストスパートです!

FV・II(Future Earth Cisco会議⑤)

2019/11/13 FV・II(Future Earth Cisco会議⑤)

FV・II(Future Earth Cisco会議⑤)

時間 7:55~8:45
場所 本校物理教室
対象 第2学年FV講座Future Earth選択者12名
担当 FV担当・英語科・SSH推進部
内容 オーストラリア・マレ-ニー高校の生徒とのインターネットも今年度最後の5回目となりました。今回は、プラスチック削減に向けた取組として、お互い考えたり調べたりしてきたことを報告し、議論しました。プラスチックパッケージを使わない取組をしている企業や、江戸時代の日本の循環型社会について紹介し、それに対してお互いに質問を出し合い、英語で議論を行いました。これまで半年にわたって、インターネット会議による交流を続けてきましたが、12月にはいよいよオーストラリアで実際に対面して協働研究や議論を行います。日本の海外研修生徒たちは、オーストラリアの生徒のみなさんと会えるのを楽しみにしています。

KSI・I(科学デザイン)

2019/11/12 KSI・I(科学デザイン)

KSI・I(科学デザイン)

日時 令和元年11月12日(火)
場所 物理教室
対象 第1学年理数科 39名
担当 SSH推進部
内容 先輩の過去の課題研究論文から読み取った内容をグループごとに発表し、その研究の問題点を捉え、自分たちならこうすると議論するという内容で「科学デザイン」の授業を行いました。その上で、北大永田先生のプレゼンを基に作成した『「科学的アプローチをデザインする」とはどういうことか?』の講義を行い、生徒たちは、目的、戦略(仮説)、道具立て(方法)、結果、解釈、結論といった研究アプローチの流れを理解することができました。どの班も活発なグループ討議ができており、その中で批判的に考えたり、適切に仮説を検証するための手法を設定するといった姿が見られました。

海外研修事前研修②

2019/10/22 海外研修事前研修②

海外研修事前研修②

時間 9:00~15:30
場所 本校物理教室
対象 オーストラリア海外研修参加予定者12名(うち他校生2名)
   マレーシア海外研修参加予定者8名
講師 酪農学園大学環境共生学類准教授 吉中 厚裕 氏
   酪農学園大学環境共生学類非常勤講師 Khew Ee Hung 氏
担当 SSH推進部
内容 海外研修へ向けて必要な知識や技能を共有すること、参加生徒の交流を深めることを目的に、海外研修事前研修の2回目を実施しました。午前中は、普通科FV科目のSustainable Future Earthの選択者が中心に進めている海洋プラスチック汚染についての取組の情報共有を図るため、実際に採取した砂浜からプラスチックを取り出すという実習を行いました。また、オーストラリア・マレーニー高校とのインターネット会議に全員が参加し、海外高校生と議論する、協働するという経験を積むことができました。海外研修生徒は、オーストラリア、マレーシアでそれぞれ砂浜のマイクロプラスチックの調査を行う予定です。午後からは、酪農学園大学Khew氏による講義により、地理情報システム(GIS)を活用した研究手法やマレーシアの自然・生物多様性についての知識を得ることができ、海外研修で学びたいこと、見たいものをイメージすることができました。

KSI生物基礎(森林研修III)

2019/10/16 KSI生物基礎(森林研修III)

KSI生物基礎(森林研修Ⅲ)

日程 令和元年10月16日(水)~25日(金)
場所 校庭、生物室
対象 第1学年普通科 280名
担当 理科、SSH推進部
内容 校地内の樹木の同定をテーマとして、今年3回目の森林研修を実施しました。授業前半は校庭で視覚・嗅覚・触覚を用いてそれぞれの樹木の特徴を把握し、後半は生物室でサンプリングした葉と図鑑を用いて5種の木本植物についての同定を行いました。寒空の下での実施になったものの、生徒たちは実習を通して分類手法を学び、木本種の生態的地位や戦略について考えるとともに、落葉や紅葉の木々の中で自然環境の季節遷移を体感できました。

中学生体験入学

2019/10/12 中学生体験入学

中学生体験入学

時間 13:30 ~16:30
場所 本校校舎内
対象 第1学年・第2学年生徒、中学生及び保護者
内容 本校志望の中学生及びその保護者を対象に、本校の概要説明や体験授業、部活動見学等を行う中学生体験入学が実施されました。代表生徒は海外研修の紹介や課題研究の中間発表をステージ上で発表し、普通科生徒はFVでの学習内容や探究学習の中間発表のポスター発表を行い、理数科生徒は道内研修の報告や課題研究の中間発表をポスター発表を行う等の場面で本校生徒が活躍しました。この行事は、生徒たちが自らの学習・活動について外部の方々に発表するとともに、たくさんの方々とコミュニケーションをとれる貴重な機会となり、中学生にとってのみならず、本校生徒にとっても有意義な時間となりました。

SSH科学英語特別講義

2019/10/08 SSH科学英語特別講義

SSH科学英語特別講義

日程 10月8日(火)・9日(水)
場所 本校大ホール及び体育館
対象 第1学年319名、第2学年320名
講師 神田外語大学外国語学部英米語学科 柴原 智幸 氏
担当 英語科、SSH推進部
内容 英語によるポスター発表や口頭発表の実施に向けて、英語の使い方等について実践的な指導を受けるという目的で、神田外語大学の柴原先生による特別講義を実施しました。講義の中で生徒達は、英語のみならず、高校生が学習する意義や、返事や声の大きさなどコミュニケーションの基本についても学びました。また、全員の発声やペアワーク・グループワークにも積極的に取り組み、正しい発音や英語コミュニケーションの方法を身に付けました。

道内研修英語発表準備

2019/10/01 道内研修英語発表準備

道内研修英語発表準備

日時 9月24日(火)6・7校時(KSI・I)
   10月1日(火)6・7校時(KSI・I)
場所 本校大ホール
対象 第1学年理数科39名
講師 北大留学生・ALT20名(延べ人数)
担当 SSH推進部
内容 11月実施予定の「さくらサイエンス」により来日するマレーシア学生との科学交流に向けて、道内研修の英語発表の準備を行いました。生徒たちは、先日クラス内発表で使用した日本語のポスターと原稿を英語に翻訳することTAの来校までに行ってきました。この2回の授業では、外国人TAの方々に作成した英語ポスターと原稿をチェックしてもらいながら完成させ、グループごとで発表練習を行って発音やプレゼンの仕方などについて指導を受けました。生徒達はネイティブの英作文や発音に触れる中で英語力を高めるとともに、余った時間には英語で会話を楽しむ姿も見られました。

KSI家庭 乳児ふれあい体験②

2019/09/27 KSI家庭 乳児ふれあい体験②

時間 3・4校時(KSI・II)
場所 本校英語教室
対象 第2学年理数科40名
講師 札幌市厚別区保健福祉部健康・子ども課子育て支援係
   厚別区子育てボランティア
   近隣に居住する協力親子
担当 家庭科、SSH推進部
内容 本校近隣に住む親子のみなさん、札幌市やボランティアの方々に協力していただき、赤ちゃんとのふれあい体験の2回目を実施しました。赤ちゃんと一緒に遊んだり、お母さんとお話しする中で、生徒達は1回目と今回の赤ちゃんの様子の違いに気付き、その成長を感じとることができました。

海外研修事前研修①

2019/09/22 海外研修事前研修①

海外研修事前研修①

時間 9:30~13:00
場所 円山動物園研修室及び園内
対象 オーストラリア海外研修参加予定者13名(うち他校生2名)
   マレーシア海外研修参加予定者8名
講師 酪農学園大学環境共生学類准教授 吉中 厚裕 氏
   札幌市環境局円山動物園経営管理課 小原 靖訓 氏
担当 SSH推進部
内容 動物園が担う役割を理解し、札幌と海外の動物保全の実態の違いについて考えるとともに、北海道、オーストラリア、マレーシアの野生動物を中心とした生態について観察を通して学び、その違いを進化の観点から考察する、という目的で、1回目の海外研修事前研修を実施しました。生徒たちは、講師の先生の講義を受け、動物の生態についての話を聞きながら動物観察を行いました。研修後のレポートへにも真剣に取り組んでいたことからも、上記の目的を達成できた研修となったと思います。また、Cisco会議やHISFなど海外研修に向けた事前・事後の動きを確認でき、一緒に研修する生徒どうしの親睦も深まりました。

北大研修報告会

2019/09/20 北大研修報告会

北大研修報告会

時間 5・6校時(KSI・II)
場所 本校大ホール
対象 第2学年理数科40名
担当 SSH推進部
内容 9月6日に実施した北大研修について、クラス内で情報を共有することを目的に、報告会を実施しました。生徒は、大学の先生からの講義等で得た新しい知識や、自分たちが行った実験・実習の内容について、スライドを使って口頭で発表しました。発表した生徒は、実物や黒板を用いたり、クイズを取り入れるなど工夫しながら説明を行い、聞いていた生徒はたくさんの質問・疑問を投げかけ、活発な報告会とすることができました。