NEWS&TOPICSの新着情報
令和6年4月8日(月)本校体育館において「第59回入学式」が行われ、普通科・理数科合わせて320名が啓成高校に入学しました。在校生による校歌紹介が5年ぶりに復活しました。
 3月22日(金)、終業式が行われ令和5年度が終了しました。終業式に先立って海外研修報告が行われ、マレーシア及びオーストラリアSSH研修とアルバータ州留学に参加した3組の生徒たちにより、海外での経験や学びが発表されました。終業式では学校長がどのような環境にあっても努力を続けることの大切さについて話し、生徒たちの新年度の活躍に応援を送りました。その後、離任式が行われ、啓成高校を去る5名の教職員が拍手の中見送られました。   
 3月21日(木)1・2年生を対象に、卒業生合格体験講話がありました。29名の先輩が後輩のために集まってくれました。北大理系・文系・国公立理系・文系・私立理系・文系・看護・公務員・その他(芸術・体育)に分かれて実際に合格を決めた先輩から直接話しを聞く事ができました。在校生は実際に合格を決めた先輩の話をメモしたり、先輩にいくつも質問するなどしておりました。有益な情報を後輩に与えてくれる先輩達に感謝です。     
 3月19日(火)3・4校時、1年生と2年生を対象にそれぞれ3年生の担任による進路講話を実施しました。3年生がどのようにして進路実現を果たしたか。素直で、謙虚で、芯のある生徒。単語やリスニングについて。1冊の問題集を何周も身につくまでやる等々限られた時間の中ではありますが、大変貴重なお話をたくさんして下さいました。また、隣の人と相談して考える時間があったり、生徒からの質問にも答えて下さり、大変有意義な時間となりました。  
 3月16日、本校で6週間を過ごしたカナダ・アルバータ州の留学生アンドリアさんが最後の登校日を過ごして帰国しました。滞在中は、ホストファミリーやホームルームとなった2年2組のクラスメイト、また毎日のように練習に参加したバドミントン部の部員たちを始め、誰もが優しく話しやすかったおかげで、毎日楽しく過ごせたそうです。また様々な授業にも参加しましたが、特に日本史と書道の授業が楽しかったようです。本校の多くの生徒にとっても、同年代の外国の高校生と親しく接したことはかけがえのない思い出となりました。        
 3月1日(金)から12日(火)までの12日間、札幌啓成高校カナダ語学研修がカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーにて行われ、本校1年生7名、2年生10名の合計17名が参加しました。研修中はESL(第2言語としての英語)専門の講師によりSDGsの様々な側面について学んだり、実際に町に出て関連施設を見学したり、ブリティッシュコロンビア大学や現地の高校を訪れて学生と交流しながら授業を体験したりするなど、大変有意義で刺激的な時間を過ごしました。研修の詳しい内容については本校HPの「国際理解教育」のサイトで読むことができます。      
 1学年保護者を対象に本校大ホールで進路現況説明会を開催しました。進路部長からは、今年度の本校第3学年の国公立大学出願状況および進路決定状況の報告、学年進路からは、第1学年の模試から見る学力状況について報告があり、その後は、ベネッセの江原大志さんより「第2学年へ向けての心構え」の演題でご講演いただきました。ご多忙の中、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。
 3月1日(金)、第56回卒業証書授与式が挙行され、普通科270名、理数科40名、合計310名が本校を卒業しました。新型コロナウィルス感染症のため制約の多い高校生活でしたが、学校行事や部活動等、様々な面において「新しい日常」の確立に向けてリーダーシップを発揮した学年でした。国公立大学の前期試験の合格発表や後期試験を控え、まだ4月からの進路が決定していない生徒も多数いますが、約2万2千人を超える本校同窓生に加わり、今後の活躍が期待されます。    
 「北海道・アルバータ州高校生交換留学促進事業」により2月5日(月)から3月15日(金)の間、カナダ・アルバータ州のエドモントン市にあるハリー・アインレー高校からアンドリア・ファンロークさんが来道し、本校生徒宅にホームステイしながら啓成高校に通っています。スポーツが得意で、カナダでは毎日フィギュアスケートの練習に打ち込んでいました。日本語や日本の音楽やアニメ等も好きで、日本での高校生活を大変楽しみにしています。 皆さん6週間の間よろしくお願いします。  
 今年度も国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)からの指定を受け、国際科学交流事業「さくらサイエンスプログラム」により招へいしたインドとマレーシアの連携校の生徒と引率教員10名が1月29日(月)から2月4日(日)の間に本校を訪れ、様々な科学の交流活動を行いました。訪問中にはこの招へいに合わせて本校と札幌日大高校で開催された北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)に参加したほか、初めて見る雪の中、北海道大学や酪農学園大学の研究室や博物館を訪れて最新の科学研究について知見を広げました。さらに期間中は本校生徒宅でのホームステイや授業に参加して生徒と交流したり、最終日は一緒に円山動物園を見学したりするなど、国や文化を越えた友好を育みました。        
 2月1日(木)と2月2日(金)の2日間、北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)を実施しました。1日目は本校が会場となり、全道から集まった約120名の高校生とインド、マレーシア、タイから今回来日した17名の高校生、北大大学院で研究を行う世界各国からの留学生17名が集まりました。1日目のメインイベントであるサイエンスチャレンジでは、25のグループに分けられた参加者たちが英語を使って知恵を出し合いながら70cmの幅に架ける橋を割り箸で制作し、どれくらいの重さに耐えられるか強度を競いました。また午後からは本校生とマレーシア、びインドの高校生による共同研究の発表も行われました。翌2月1日には、札幌日大高校が会場となり英語によるポスター発表やパネルディスカッションが行われました。参加者は2日間で英語を使ったグローバルな科学交流を満喫しました。          
   1月30日(火)午後、「ポリフォニックに響き合う空間をつくろう」のテーマのもと、1、2年生普通科生徒のFuture Vision(総合的な探究の時間)および理数科生徒の課題研究の集大成である啓成学術祭が行われました。当日は、22の教室を使用して1、2年生の普通科・理数科の生徒がミックスして集まった中で、個人やグループによる口頭発表、ポスター発表やワークショップなど、様々な形式で研究成果の発表が行われ、生徒たちは自分の発表に加えて、他の生徒の研究テーマや視点、また研究方法や発表技術などから多くの貴重な学びや気づきを得ることができました。自分が究めたい課題を長い時間をかけて発見し、調査や実験、考察を通して得た結果を効果的な方法で他者に伝える経験は、これからの人生を生きる中で不可欠な力となることは疑いありません。お忙しい中来校され参観いただきました保護者の皆様、大変ありがとうございました。        
 北海道国際交流・協力総合センター主催の「高校生世界の架け橋養成事業」に本校2年生の齋藤諒藍さんが選考され,全道各地から来た8名の高校生と1月10日(水)から19日(金)までの間マレーシアを訪れて、文化や歴史や自然、また産業や国際協力等に関する研修を受けました。10日間の研修で特に印象に残ったことは、中華系の高校でマレーシアと中国の文化を教えてもらった時のことや、現地の高校生が3ヶ国語(マレー語、中国語、英語)喋れると聞いて驚いたことです。多民族国家であるマレーシアの日本とは大きく異なる状況を自分の目で見たことや、様々な人種の人々と交流した際にどの人もみな優しかったことからも特に大きな感銘を受けたそうです。         
 1月17日(水)から釧路市で北海道高等学校空手道選抜大会が行われました。女子団体組手5人制において準決勝で北見柏陽高校に敗れたものの代表決定戦で別海高校に3勝2敗と勝利し、3月24日(日)から広島市で行われる全国大会への切符を手にしました。  
 5日目からはオールセインツの生徒と合同で、学校近隣の海岸でマイクロプラスチックのサンプル収集やマングローブ林の見学などを行いました。また7日目は東南アジア最高峰(4,095m)のキナバル山麓のビジターセンターや地上40メートルの吊り橋などを訪れ立体的に熱帯林を観察しました。またサバ州の環境保全のために活動する青年海外協力隊員の活動場所を訪れ、植林体験にも参加しました。最終日は近隣の島までボートで渡り、サンゴや熱帯魚などを観察しました。生徒たちは日本では見られない物、体験できないこと満載の行程から多くの学びや気づきを得て、真冬の北海道に無事に戻ってきました。           
 1月6日(土)より本校2年生2名、1年生3名がマレーシア研修に参加しました。最初の目的地クアラルンプールでは、活気に溢れる首都の様子に圧倒されました。また翌日はJICA事務所を訪れ、日本の国際協力について学びました。その後飛行機で東部のボルネオ島・コタキナバルへ移動。翌日はサバ大学にてボルネオの概要や熱帯多雨林などについて学び、午後は大学付属の標本庫で膨大な数の珍しい動植物のコレクションに感嘆しました。今回同行する酪農学園大学の金子正美名誉教授からもマレーシアについて大変多くのことを学んでいます。4日目からはオールセインツ中等学校の生徒家庭で3泊4日のホームステイが始まります。          
 12月19日(火)~21日(木)、毎年恒例の芸術発表会が行われ、美術・書道の選択授業履修生徒と部活動生徒の作品が玄関ホールを飾りました。20日(水)には吹奏楽曲の演奏も行われ、多くの生徒たちが日常の活動の成果を堪能しました。同じ時期に玄関ホールではボランティア同好会と生徒会が赤い羽根共同募金を行い、多くの生徒が足を止めて募金していました。年末の登校最終週に校内で多くの賑わいと善意が見られました。      
 11月4日(土)から6週間カナダに留学していた2年生の久々江歩那さんが12月16日(土)に無事に帰国しました。大変なこともありましたが、 諦めずに勇気を持って行動することにより自分自身の新たな強さを発見し、多くの友達を作って充実したカナダ生活を過ごすことができたそうです。2月3日(土)からは、今度はハリーアインレー高校からの生徒が6週間、啓成高校で過ごす予定です。       
 12月15日(金)令和5年度(第28回)理数科課題研究発表会が行われました。今年は3~5人の計10グループが1年間にわたる課題研究の成果について、学術的に、かつ創意工夫をしながら、発表しました。テーマは、水切り、ペットボトルフリップ、水の上を走る車、赤道儀、ダイラタンシー、線香花火、紙飛行機、トルコアイス、ツルグレン、貝殻の蛍光と、生徒の興味関心に基づいていたり、社会課題の解決に繋がったりと、例年通りバラエティ豊かなものが並びました。会場には保護者にもお越しいただき、理数科1・3年生、普通科の一部生徒も聴衆として参加しました。酪農学園大学我妻教授、千歳科学技術大学長谷川教授から助言・講評をいただき、生徒たちは今後の活動に向けてのヒントを得ることができました。       
 12月11日の放課後、本校3階大ホールにて各部活動所属の生徒及び教員を対象に救命講習会を行いました。救命率向上には、「その場にいる誰か」の迅速で適切な心肺蘇生とAEDの使用が必要だということを踏まえ実技を中心に何度も練習しました。事故発生の場所が本校のグランドあるいは体育館だったら、どこからAEDを持ってくるか?AEDが到着するまでの数分間、心肺蘇生を行うと体感としてどのくらい長く感じるか?校内を想定した実技に一生懸命に耳を傾け、考え、積極的に取り組みました。いざというときに一歩踏み出す勇気を持てたに違いありません。      
 オーストラリアの最終日は6日間お世話になったホストファミリーとお別れしてからメアリーケイルンクロス景観保護区やクイーンズランド博物館を訪れた後、往路と同じくブリズベン空港から台北経由で12月9日(土)の午後、無事に新千歳空港に到着しました。今後はオーストラリア側との共同研究や研修の成果を来年1月末の北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)を始め、様々な場所で発表します。            
 生徒会主催のクリスマスイベントが放課後に玄関ホールで行われました。書道部による書道パフォーマンスから始まり、有志生徒や教員による音楽が中心の発表に加えって、最後は吹奏楽局によるおなじみのクリスマスの曲が演奏されました。ステージ発表の後は玄関前でイルミネーション点灯式が行われ、カラフルな灯りの中、生徒たちは生徒会が提供したココアを飲んだり談笑したりして楽しい時間を過ごしました。        
 1年生の国際共同研究アカデミーはインドの高校生とのZoomでのオンライン交流がいよいよ始まりました。今回はまずお互いを知り合い打ち解けることが目標で、それぞれ用意した学校生活についてのプレゼンテーションを発表した後、様々なやり取りを楽しみました。今後は先輩たちのように英語で共同研究を進められるようなコミュニケーション力を身につけることが目標です。      
 マレーニーでの4日目からは学校の外の様々な場所を訪れています。動物園ではオーストラリアの固有種の特徴や動物園管理についての講義を受けたり、ヌーサ国立公園ではオーストラリアならではの生態系を観察したりしました。生徒たちは日本ではできないような体験や見られないような景色を満喫しながら学びを深めています。               
 12月5日(火)1学年を対象に代々木ゼミナール松尾様からご講話いただきました。大学卒と高校卒での生涯賃金の差。大学に行く事での将来の幅の広がり。大卒ならではの職業選択。高校入試と大学入試の違い。文章の読み方・解き方のポイント。英単語を覚えるポイント。北海道曲線等々、限られた時間ではありましたが多くの話をしていただきました。積み重ね科目の遅れは第一志望校の合格率を下げます。1年生の今、3年生になってから志望校を下げる必要がないように、日々の授業を大切にし、ご家庭でしっかり勉強に取り組み、希望の進路を実現していただければと思います。
 12月2日(土)、本校生徒14名と北見北斗高校生徒1名がSSHオーストラリア海外研修に出発しました。土曜の午後に新千歳空港を出発し、台北経由で日曜の朝にクイーンズランド州のブリズベン空港に到着しました。その後、滞在の拠点となるマレーニー高校に移動してホストファミリーに温かく迎えられました。月曜(12/4)からはさっそく登校し、歓迎セレモニーの後、お互いの生徒の課題研究の発表などを行いました。この後は、これまで何か月もの間オンラインで共同研究を進めてきたマレーニー州立高校のSTEAMクラスの生徒たちと様々なテーマについて研究を深めたり、博物館や動物園や国立公園等を訪れたりして科学的な知識や考え方をさらに高めます。
 「北海道・アルバータ州高校生交換留学促進事業」で11月4日(土)から12月16日(土)の6週間ハリーアインレー高校に留学している本校2年生の久々江歩那さんから現地の様子が届きました。ホストファミリーから温かく迎えられ、3,000人以上もの生徒が通う大きな高校に毎日元気に通っています。授業の中にはcosmethology(美容学)というユニークな科目もあり、マネキンでヘアアレンジやカラーの練習をしたり、ペアでお互いの髪を洗ったりもするそうです。またTomodachikaiClubという日本文化や日本人留学生との交流を楽しむクラブの仲間と、ショッピングモールやミュージカル、植物園、アイスホッケー観戦など週末も様々な活動を楽しむなど、カナダ生活を満喫しています。     
 11月11日(土)、本年度第9回目の国際研究アカデミー(1年生)が行われ、酪農学園大学のキュー先生からマレーシアの気候や動植物、また現在直面する課題等について英語で講義を受けました。講義の後は本校生やオンライン参加の他校生から様々な質問がありました。後半は、今後行いたい研究の方向性について班ごとに理科の教員に説明し、助言を受けました。  
 11月8日(水)と9日(木)、北海道立教育研究所主催の中学校理科教諭対象の研修が本校を会場に開催されました。1日目は粒子領域と生命領域、2日目はエネルギー領域と地球領域の観察と実験が行われ、参加者の皆さんは探究の過程を踏まえた、より実践的な指導力の向上にむけて研修を深めました。
 11月7日(火)、タイ国のナコーンサワン・ラパチャット大学の博士課程の学生と教員等、計32名が来校し、約1時間の間、校舎内の施設や、各クラスの授業中の様子を見学しました。見学後、本校生の印象を尋ねると、熱心で積極的に授業に参加する様子に大変感心したとの感想をいただきました。訪問団の皆さんからは、おみやげとして大学のキャップとマグカップをいただきました。
 11月1日(水)の放課後、来年1月にSSHマレーシア研修に参加する1・2年生5名が、マレーシアのオールセインツ中等学校の生徒とオンラインミーティングを行いました。初対面の今回は、お互いの自己紹介の後、お互いの地域の概要や自然環境等について紹介し質疑応答を行いました。このようなミーティングをあと2回行った後、本校生徒は現地に赴きます。またマレーシア側の3名の生徒は本校生徒と共同研究を進め、来年2月に本校が主催する北海道インターナショナルサイエンスフェアに合わせて来日し、成果を発表します。
 10月31日(火)2学年を対象に系統別進路ガイダンスを実施しました。自分が選択した系統・分野から3つの学校の話を聞いて、同じ系統・分野であっても学校によって様々な違いがある事を知ったのではないでしょうか。進路を選択するにあたって幅広く考えるきっかけとなってくれたらと思います。また、見学旅行も終わり、進路実現に向けての意識を向上していただけたら幸いです。
 10月21日(土)~28日(土)の8日間、北海道青少年中国友好訪問事業に本校1年生の西田光汰君が参加し、全道からの高校生15名と共に北京を訪問しました。故宮博物館や万里の長城、ユニバーサルスタジオ等の観光0地に加え、北京大学や月壇中学校(学年は高校相当)等の教育機関も訪問しました。本人が特に印象に残ったのは月壇中学校の訪問で、授業参加や歓迎会、送別会等を通して現地の生徒と個人的な交流を深めることができました。「両国の相互理解と友好の深化」という事業の目的を果たして元気に帰国し、今後は学んだことや感じたことを全校で共有する予定です。  
2023/10/23
 1年生の探究学習Future Vision Iでは、現在SDGs Weekを実施しています。SDGsグループの生徒たちは、各々のテーマについて、1年生への啓発を目的としたポスターを作成してきました。10/19~11/2の期間はSDGs Weekとして、1年生教室前廊下にこれらを掲示しています。ポスターにはアンケートがついているものもあり、ポスターを見た生徒たちはシールやフォームを使いながら意見を反映させています。これらの意見をフィードバックさせ、1月の学術祭では、さらにクオリティの高いポスターに仕上げていきます。
 10月19日(木)放課後、国際共同研究アカデミーの生徒たちが、千歳科学技術大学のカートハウス教授により、現代の世界が直面する状況や今後に向けての解決策や課題について学びました。今回も本校生に加えてマレーシア、インドの生徒たちがオンラインで参加しましたが、講義の後も国を問わず大変多くの生徒が熱心に質問し、これから生きる世界の共通する切実な問題として、どの国の生徒も高い興味を持っていることが分かりました。
 10月17日(火)、生徒会役員選挙にかかわる立会演説会が体育館で行われ、推薦者の応援演説に続き、各候補者が自分の公約や学校の目指す姿について演説しました。どの候補者も使命感に溢れ、生徒による自治活動が今後も引き継がれ発展していくことに期待が感じられました。
 10月17日(火)に保護者46名、教職員5名で公立千歳科学技術大学に見学に行ってきました。啓成高校前校長で、同大学近藤浩文特任教授から大学についての説明、大学職員の方から学内紹介や入試についての説明を受け、実験棟や実習棟を見学してきました。
 10月4日(水)と17日(火)、地学研究を選択する3年生が北海道博物館を訪れました。生徒たちは学芸員による説明を聞いた後各自で展示物を見て回り、授業で学習した内容に当てはめながら学んだことを熱心にまとめていました。このような貴重な資料を所蔵する施設に徒歩で行けることは本校の大きなメリットです。
 10月12日(火)放課後に、2年生の国際共同アカデミーを行いました。5回目となる今回は、インドの高校生と共同で実施してる課題研究の進捗状況をオンラインで報告しました。生徒たちは、パソコンやタブレットでプレゼンテーション資料などを用いて実験結果や今後の方針を共有したり、画面越しに実験道具を映して実験の方法を確認したりしていました。啓成生もインドの高校生も熱心にコミュニケーションを交わして課題研究に取り組んでいました。
 10月11日(水)放課後、国際共同研究アカデミーの1年生が酪農学園大学の吉中厚裕教授によるオンライン講義に参加しました。講義では、動物園が存在する目的や、種の保存や環境教育、動物福祉という側面での具体的な取組について英語で学びました。今回の講義には、12月以降、オーストラリアとマレーシアの研修に派遣される生徒、また来年1月下旬に「さくらサイエンスプラン」で本校に招聘されるインドとマレーシアの生徒たちも事前研修としてオンラインで参加しました。  
 10月10(火)・11日(水)、2年生普通科家庭基礎の授業において、アクサ生命の方による金融教育を実施しました。講義の1時間目では、アニメのキャラクターのび太くんの人生を想像し理想の状態をデザインするグループワークが行われ、生徒達も大いに盛り上がりを見せました。2時間目には、生涯を見通した経済計画を立てる際に必要な資産形成に関わる話についてうかがい、学びの多い時間となりました。
 10月4日(木)、国際共同研究アカデミーの1年生は「課題研究テーマ選定」を行いました。本校以外の参加生徒はZoomによるオンライン形式で参加し、本校教諭から課題研究のテーマ設定の注意点についてレクチャーを受けて、各グループに分かれテーマ選定を行いました。今後、出し合ったテーマの先行研究調査や文献資料調査、各種講演の内容からテーマの再設定・再考察を行い研究に向かっていきます。
 9月30日(土)の午後、約800名の中学3年生と保護者が参加して学校説明会が行われました。SSHや理数科、カナダ研修等の様々な国際理解教育、進路指導、生徒会活動等、本校の特徴的な取組について分かりやすく学べる5つのブースが設置され、また在校生による校舎見学ツアーや部活動体験入部、個別相談等も行われました。各コーナーでは多くの在校生がボランティアとして活躍しましたが、啓成高校の魅力を受験生たちに伝えながら、自分たちも学校の良さを再確認した様子でした。
 平成5年度の前期が終了しました。4月からの約半年、コロナ禍で休止していた様々な教育活動が再開し、多くの場面で生徒たちの笑顔や活躍を見ることができました。9月30日(土)は終業式に先立ち、カナダのアルバータ州への交換留学に参加した生徒による報告会が行われました。また終業式では斉藤校長が、社会で役に立つことにより得られる人間の幸福について語り、今年の残りも充実した学校生活を送れるように生徒を激励しました。
 9月27日(水)、SSH科学講演会が行われ、1・2年生及び3年理数科の生徒が、北海道大学大学院情報科学研究院特任助教の前田圭介氏より、現代のAI研究の最前線と今後の社会での応用についてお話を聞きました。最後には「将来、文系・理系、またどんな進路を選択するとしても、AIと付き合いながら、自分が何を実現したいか考えることが重要」との言葉で講演が締めくくられました。講演後の質疑の時間には何人もの手が挙がり、多くの生徒がこの話題に強い関心を持っていることが分かりました。
 9月26日(火)3・4校時、理数科KSI-Ⅰ家庭において、食育授業が実施されました。3校時は、札幌市厚別区保健福祉部の管理栄養士才田様から栄養に関する基本的な考え方やバランスのとれた食事の大切さについて講義を受け、4校時は簡単な調理実習を行いました。メニューは「サバ缶カレーとラッシー」の2品で、市販品を活用した栄養バランスレシピを教わりました。実習には厚別区食生活改善推進員協議会からボランティアスタッフ10名の方にもお越しいただきいただき、各班ボランティアさんと話をはずませながら楽しく実習を終えることができました。
 9月19日(火)、2年生理数科生徒及び普通科国際共同研究アカデミー所属生徒の課題研究中間発表会を行いました。生徒たちは、理数科KSIや普通科FVの授業で研究を進め、アカデミーにてインドとの協議を重ねてきました。酪農学園大我妻先生、北海道大学内田先生を助言者としてお招きし、講評やそれぞれの課題研究にアドバイスをいただきました。また、1年生理数科生徒は、聴衆として参加し、先輩の研究に鋭い質問を投げかけるとともに、自分たちの課題研究のテーマ選定に向けて、多くのヒントを得る機会となりました。
2023/09/22
 FV(Future Vision = 総合的な探究の時間)全体講演会が普通科1学年、2学年を対象に9月21日(木)、第一体育館にて行われました。本校の卒業生でもあり、IT業界を中心に活躍する(株)フィーリスト代表取締役 吉野俊文様から「未来を創造するリーダーへ!啓成生へ送る経営者としての成功法則」の演題でご講演をいただき、高校時代も含む人生の様々な場面で得た経験や教訓をお聞きしました。生徒たちは先輩の話を大変真剣に聴くとともに、時々自分の考えや体験を共有したりしながら、今後の人生について真剣に考えていました。
 9月20日(水)と21日(木)、道教委主催のHokkaido Study Abroad Program事業で北海道大学大学院に在籍する2名の中国人の留学生が本校を訪れ、各教科の授業に参加したり、1年生の各クラスで自分の出身地や日本の生活、現在の研究等について英語で紹介しました。また有志生徒とのランチミーティング、校舎内ツアー、部活動見学等に参加するなど、有意義な交流を行うことができました。
 9月18日、国際共同研究アカデミー(1年生)と海外研修予定生徒の事前研修を円山動物園にて行いました。アカデミー生徒の目的は、観察力と課題発見力をつけること、海外研修予定生徒の目的は、オーストラリアやマレーシアなどの研修先に生息する野生動物及び北海道固有の動物についてよく知ることで生物多様性について理解を進めることでした。子ゾウの公開も始まり、混雑している園内でしたが、生徒たちは対象動物を決め、じっくりと観察していました。