2018(平成30)年度 - 活動レポート

U18インターネット会議

2018/08/16 U18インターネット会議

U18インターネット会議

時間 7:50~8:50
場所 物理教室
対象 2学年普通科 探究「Future Vision」
   Sustainable Future Earth選択者23名、
   オーストラリア研修参加他校生 5名
担当 理科教諭、英語教諭、ALT
講師 酪農学園大学准教授 吉中厚裕氏
内容 3回目の今回は、マレーニー州立高校生が現地で行った海岸調査の速報について、質疑応答を行いました。質疑の途中、意味の違う同じ綴り・発音の単語で質疑応答がかみ合わない場面がありましたが、実践的な英語の学びにもなりました。
12月の重点枠SSHオーストラリア海外研修に本校生徒と一緒に参加する東高校と国際情報高校の生徒も事前研修の一環として参加してもらいました。

SSH全国研究発表大会

2018/08/08~08/09 SSH全国研究発表大会

ポスター発表賞受賞
発表テーマ 「白黒こまの多色現象」
会場 神戸国際展示場
参加者 谷優輔(理数科1年) 椿原義史(理数科1年) 今井真理子(理数科1年)
内容 白黒こまを回転させると有彩色が見えるという現象のメカニズムを研究した3名が、平成30年SSH生徒研究発表会で発表を行ってきました。全国のSSH指定校及び過去に指定経験のある学校206校が集まり、審査委員の審査により21校に授与されるポスター発表賞を受賞しました。発表を聞いた人達からは、「興味深い研究である」、「そんな現象があるとは知らなかった」などの声が聞かれました。

U18インターネット会議

2018/07/24 U18インターネット会議

U18インターネット会議

時間 7:50~8:50
場所 物理教室
対象 2学年普通科 探究「Future Vision」
   Sustainable Future Earth選択者23名
担当 理科教諭、英語教諭、ALT
講師 酪農学園大学准教授 吉中厚裕氏
内容 2回目の今回は、「海洋プラスチック汚染と生物多様性の保全」を大テーマとする協働プロジェクトに関して、グループごとに行う調査・研究のテーマ及びその計画の概要を互いに報告し、質疑応答を行いました。
本校のテーマ
「Hidden micro plastic (The Japan Sea)!!」、「About the micro plastic pollution in the Pacific Ocean」、「Ocean plastic pollution」、「How marine plastic pollution will affect ecosystems in the future」、「Whether harmful substances are absorbed to microplastic」、「Survey on distribution status of Products that contain microbeads」
マレーニー州立高校のテーマ
「Microbeads are affecting Marine filter feeders」、「Plastics water bottles are effecting marine wildlife」、「Biodegradable Plastic and it's impact to marine life」、「Plastic bags and their effects on sea turtles」、「Microplastics Interfering with our Food Chain」、「Plastic Society」、「Whales and plastics」、「The Affect of Plastic Straws」

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

2018/07/24 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

テーマ 「プレートテクトニクス(北海道の形成)」
時間 6・7校時
場所 物理教室
対象 1学年理数科 40名
講師 北海道大学留学生 10名
担当 理科教諭、英語教諭
内容 道内研修Bの事前研修を兼ねて、北海道の中軸部が形成される過程を、探究的に留学生TAと一緒にオールイングリッシュで学びました。科学的アプローチをデザインする力の育成として、北海道の化石・岩石・高山植物、海底地形、太平洋の海底火山の観察事実を統合的に考察することにより、北海道がどのようにして形成されてきたのかという大テーマを解決に導くアプローチも学びました。前回と比べ、見違えるほど積極的に留学生TAから何とか情報を聞き取ろうとする姿勢が目立ちました。

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

2018/07/03 サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

サイエンス英語I 英語イマージョン科学講座

テーマ 「たたら製鉄」
時間 6・7校時
場所 物理教室
対象 1学年理数科 40名
講師 北海道大学留学生 8名
   ALT 1名
担当 理科教諭、英語教諭
内容 道内研修Aの事前研修を兼ねて、鉱石から金属を取り出す過程を、探究的に留学生TA、ALTと一緒にオールイングリッシュで学びました。科学英語は、英語で科学コミュニケーションを行うことができるようになることを目指して、4~5人グループに1人の留学生を配置して実施していますが、今年度は、科学的アプローチをデザインする力の育成も意識し、これまでの指導方法を改善・整理したオリジナルテキストを作成して実施しています。今日は1回目でしたが、「英語が嫌いなので気がのらなかったが、やってみるとすごく楽しかった」という感想にあるように、意欲的に取り組んでいました。今年度も下記のテーマの講座を実施する予定です。
「北海道の形成」、「札幌軟石の秘密を探る」、「恒星のスペクトル分析」、「鉱物に含まれる金属元素(JICA研修、オールセインツ高校生参加)」、「世界の異常気象~エルニーニョを探る~」、「自由落下運動の実験」、「エネルギー保存の実験」、「DNAの抽出実験」、「数学の四則計算」

特別科学講義A

2018/06/26 特別科学講義A

特別科学講義A

時間 6・7校時
場所 大ホール
対象 1学年理数科 40名
講師 北海道大学大学院工学研究院材料科学部門
    マテリアル設計分野教授 三浦誠司 氏
担当 SSH推進部
内容 夏休みに実施する道内研修A(科学技術・ものづくりテーマ)の事前研修を兼ねた特別科学講義を実施しました。毎年恒例の講義となりましたが、今年度は、実物の金属標本を用いて金属の性質を学んだ後、結晶モデルを使いながら、金属の特性を探究しました。

SSH特別科学講演会

2018/06/12 SSH特別科学講演会

SSH特別科学講演

場所 第一体育館
対象 全校生徒、PTA希望者
講師 北海道大学農学研究院森林生態系管理学研究室学術研究員 森井悠太氏
 (7月よりニュージーランド・マッセー大学客員研究員)
演題 「カタツムリをめぐる冒険」
担当 SSH推進部
内容 殻を振り回して天敵を撃退するカタツムリの研究で世界中に大きなインパクトを与えた、生態学の専門家で国際的に活躍する若き研究者、森井悠太先生をお招きして、生物の進化について、ご講演をいただきました。異なる資源への適応が表現型の分化を引き起こすという近年の進化生態学の通説に再考を迫る、天敵が生き物の多様化を促しているのではないかという研究、カタツムリを相棒に世界を駆け回る研究の醍醐味をお聞きすることができました。

U18 インターネット会議

2018/06/12 U18 インターネット会議

U18 インターネット会議

場所 物理教室
対象 2学年普通科 探究「Future Vision」
   Sustainable Future Earth選択者23名
担当 理科教諭、英語教諭、ALT
講師 酪農学園大学准教授 吉中厚裕氏
内容 インターネット会議を活用して、オーストラリア・クイーンズランド州のマレーニー州立高校生との定期的な交流が始まりました。今年度は、「海洋プラスチック汚染と生物多様性の保全」をテーマに協働プロジェクトを行うことが、今回の会議で決まりました。月一回のペースでプロジェクトの計画、進捗状況、調査結果等を定期的に話し合います。英語で調査方法、進捗状況等を何度も聞き直したり言い直したりしながら伝え合い、英語でやり抜く力を育てます。

KSI家庭

2018/06/01 KSI家庭

KSI家庭

場所 大ホール
対象 2学年理数科 40名
講師 札幌市厚別区保健福祉部健康・子ども課
   子育て支援係1名
    近隣に居住する協力親子5組、ボランティア2名
担当 家庭科教諭、実習助手、SSH推進部
内容 乳児とそのお母さん、お父さんに来校していただき、乳児との触れ合いを通して、子どもの今現在の関心事や成長の様子、親の喜びや思いなどについて質問し、答えてもらいました。自分の思いを言葉で伝えられない赤ちゃんの気持ちを表情や声など身体全部を使って伝えていること、男女が育児に関わることの大切さについて学びました。10月に再度来校していただけるのを、楽しみにしています。

KSI-III 課題研究マセマティクス

2018/05/09 KSI-III 課題研究マセマティクス

KSI-III 課題研究マセマティクス

場所 講義室、数理教室他
対象 3学年理数科 40名
担当 数学科
内容 数学に関する専門性の高いテーマを設定してゼミ形式で行う課題研究が始まりました。6月末の発表会に向けて集中的に取り組んでいます。

探究「Future Vision」フィールドワーク

2018/05/02 探究「Future Vision」フィールドワーク

探究「Future Vision」フィールドワーク

対象 2学年普通科全生徒
内容 
16人のアドバイザーが取り組んでいる地域課題を理解し、社会との繋がりを考えるために、アドバイザーの活動場所等に出向きそれぞれのテーマについて学んできました。
今後、アドバイザー及び大学生TAと対話的に探究していきます。
訪問先
 北海道大学(2グループ)、北星学園大学、北海道武蔵女子短期大学、円山動物園、NPO法人ezorock、かでる2・7、赤レンガテラス、札幌エルプラザ、もみじ台管理センター、北海道熱供給公社、サッポロファクトリー、まこまる、札幌市青少年科学館、北海道博物館、酪農学園大学

探究「Future Vision」テーマ選択

2018/04/20 探究「Future Vision」テーマ選択

Future Vision(FV)

対象 2学年普通科全生徒
内容 
2年生の探究「Future Vision(FV)」がスタートしました。
 今年度は、国連大学認定「RCE北海道道央圏」を推進している北海道大学の山中康裕教授をアドバイザーとして迎えプログラムを進めています。このFVは、大学、民間、NPO等で地域課題の解決に取り組んでいるアドバイザー及び大学生TAと一緒に、対話的に地域課題を探究する(社会との繋がりを考える)ことにより、地域課題を自分ごととし、新しいことに対応できる「学び方を学ぶ」、すなわち、協働性、創造性、批判的思考力等を効果的に育成するコンピテンシーベースの学びです。
 今日は、テーマを選択するために、17名のアドバイザーをお招きし、取り組んでいる地域課題の説明を聞きました。
アドバイザー(所属)「テーマ」
 山中康裕氏(北海道大学)「私たちは何を学ぶべきか?(2030年の学校教育を考えよう)」、萱野智篤氏(北星学園大学)「札幌をフェアトレードタウンに! 君たちは何ができるか?」、福原朗子氏(北海道科学大学)「香りの科学: え、そんなに大切なの?」、明田川知美氏(北海道武蔵女子短期大学)「“教育”って何だろう ~人が育つこと・育てること~」、佐竹輝洋氏(札幌市環境局)「持続可能で生活の質(QOL)の高い低炭素社会を築くために」、久保田学氏(北海道環境財団)「職業をとおして環境問題の解決にどのように貢献できるか」、清水誓幸氏(北海道中小企業家同友会)「中小企業の在り方、社会責任について、提言してみませんか?」、草野竹史氏(NPO法人ezorock)「野外ロックフェスのごみ問題はどうやって改善してきたか?」、立石喜裕氏(北海道NGOネットワーク協議会)「誰ひとり残さない社会を目指して」、阿部千里氏(アイヌ・先住民族電影社)「この大地でどう生きるか? 先住民族政策としてアイヌ政策を考える」、山岸奈津子氏(クライメイトPR)「自分の「好き」から世界を広げる、伝える、つなげること」、太田明子氏(太田明子ビジネス工房)「好きなことで働く?! 起業について考えよう」、松本公洋氏(NPO法人ゆうらん)「もみじ台団地から、ステキな未来のまちづくりを考えよう!」、田原沙弥香氏(NPO法人北海道グリーンファンド)「自分の電気を選ぶには?(エネルギーの選択について考えよう)」、大津大吾氏・佐藤弘人氏(サッポロ不動産開発(株))「サッポロファクトリーレンガ館の未来をデザインしよう!」、栗田敬子氏(特定非営利活動法人エコ・モビリティサッポロ)「高齢化時代のまちづくり モビリティとコミュニティを考える」、埀石寛史氏(札幌市青少年科学館)「子どもたちに、サイエンスのおもしろさを楽しく伝えよう」、水島未記氏・堀繁久氏・表渓太氏(北海道博物館)「野幌の自然を学ぶ・伝える 北海道博物館自然史エキスパートとともに」、吉中厚裕氏(酪農学園大学)「Sustainable Future Earth 持続可能な未来のためにできることは何?」