2023年6月の記事一覧
野球全校応援
6月26日(月)、本校野球部の試合(vs.札幌東)の応援のために、全校生徒が麻生球場に集結しました。コロナによる大会中止や応援自粛のために全校応援の経験のある生徒はいませんでしたが、今回は有志生徒による応援団が中心となって応援を考えて、試合前日(6/23)には全校応援の練習も行いました。当日は、4回裏に失った2点を追っては離される厳しい展開となりましたが、何度も訪れたチャンスや得点シーンでは全校生徒が1つになって盛り上がり、選手たちにエールを送りました。試合は惜しくも2対4で敗れましたが、全校生徒が一体感を感じる貴重な機会となりました。
外国の研究者から話を聞く
6月24日(土)、今年度第2回目の国際共同研究アカデミー(1年生)が行われ、本校生徒46名に加えて札幌開成中等教育学校と滝川高校から13名が対面とオンラインで参加しました。また北大から15名の外国人研究者がTA(指導アシスタント)としてお手伝いに来てくれました。今回は「英語を使って世界の研究者と交流できる」という目標に向けて、TAたちの国や研究内容等について、何人ものTAから話を聞いたり、TAから聞いた内容をまとめて他の人に英語でプレゼンテーションを行ったりしました。事後の振り返りの中には「こんなにたくさん違う国の人と話せてとても楽しかったです。TAさんたちもネイティブじゃないことに驚きました。私も頑張りたいです。」というような前向きな記載が多く見られ、生徒たちが自分が将来活躍する姿や自分たちの可能性を垣間見る有意義な機会となったことが分かりました。
SSH科学英語コミュニケーション特別講義
6月21日(水)、22日(木)に本校の1年生(普通科・理数科)320名と、2年生(理数科)40名、3年生(普通科・理数科)75名を対象に、神田外語大学外国語学部英米語学科専任講師の柴原智幸氏を講師に迎え、実践的な英語コミュニケーション能力を身につけるためのトレーニング方法をご教授頂きました。具体的には、正しい発音方法、ディクテーション・オーバーラッピング・シャドーイングの3つを主軸とした音声教材の効果的学習方法について、生徒は実際に体験しながら理解を深めることができました。御指導いただいた柴原先生からは、「どのクラスの生徒さんも本当に熱心で、教えていてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。」との言葉をいただきました。放課後は1・2年生の希望者を対象に、英文精読の方法として辞書の活用方法について学びました。簡単な単語ほど奥が深い意味を持つことを知り、参加した生徒は知的好奇心を刺激されて有意義な時間を過ごすことができました。
SSH道内研修
令和5年6月15日から16日の1泊2日で道内研修を実施しました。この研修は、1年生理数科40名を対象とし、千歳・有珠山方面のAコースと富良野方面のBコースの2つに分かれて行いました。
Aコースでは、1日目は千歳科学技術大学の長谷川先生を講師に、フォトダイオードを使った光検出回路の作成に取り組みました。2日目はUNESCO世界ジオパークである有珠山の巡検により火山噴火と地殻変動について学ぶとともに、噴火によって失われた植生の回復を比較・観察し、遷移のモデル的過程と植物の生育環境について理解を深めました。
Bコースでは、1日目は三笠博物館を訪問し古生物学の面白さとともに北海道の成り立ちについて学び、十勝岳の巡検では垂直分布や植生の遷移を五感で学びました。2日目は東京大学鈴木先生を講師に、演習林の毎木調査を行い、そのデータをもとに樹冠投影図を作成する実習に取り組みました。
生徒たちは現地でしか得ることのできない経験や体験的な学びをとおして、科学技術や自然環境についての興味・関心・キャリア意識を高めるとともに、課題研究のテーマ設定や観察・研究手法のヒントを得ることができました。
第1回 国際共同研究アカデミー
6月10日(土)午前9時から本校生物教室において第1回 国際共同研究アカデミーが開催されました。本校1年生の46名の参加者に加え、ZOOMを活用したオンラインにより、北見北斗高等学校、札幌市立開成中等教育学校、滝川高等学校からも参加をいただきました。開講式では本校の斉藤光一校長の挨拶、参加校紹介の後、本校、村田祐亮教諭から国際共同研究アカデミーの概要が説明されました。続いて、1「国際共同研究の意義とこれまでの取組」、2「課題研究とは何か」という2つのテーマについて熱心なグループワークが繰り広げられました。