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企業によるデータ分析の手法を学ぶ

 9月7日(木)、FV(総合的な探究の時間)で「統計の活用」のテーマを選んで探究活動を行う2年生約20名が(株)ニトリホールディングスの外部講師による出前授業を受けました。その中では、企業がデータを収集・分析する視点や方法について学んだり、中規模店舗の出店に最適な地域を検討したりする演習にも取り組みました。
※このニュースは令和5年9月29日付の北海道通信にも掲載されました。

FV(総合的な探究の時間)「統計の活用」のテーマFV(総合的な探究の時間)「統計の活用」のテーマ

FV1&2進行中

 今日のFuture Vision(総合的な探究の時間)は、1年生は夏休みに各自が選んで読んだ本や、探究テーマとして考えている内容について少人数で意見交換したり、1月下旬に行う学術祭での発表に向けて、今後どのように研究を進めていくか計画を立てたりしました。

 一方、グループ探究を行う2年生は、14のテーマごとの教室に分かれ、各テーマの専門家による講義やワークショップ等に参加しながら、知識を深めたり、自分たちの探究の構想をより具体化したりしました。2年生はこのような講座を8回受けた後、各自の発表に向けて自走していきます。

Future Vision(総合的な探究の時間)Future Vision(総合的な探究の時間)Future Vision(総合的な探究の時間)

Future Vision(総合的な探究の時間)

英語の講義に挑戦

 国際共同研究アカデミー(1年生の)第4回目は、北海道大学工学研究院のインド出身の研究者より、化石燃料の代替エネルギーとしてのアンモニアの利用のメリットや課題等についてのミニ講義を聞きました。講義後には、小グループ内で講演内容をシェアリングし、さらに知りたいことについて講師に質問しましたが、どの質問も講義の理解をさらに深めてくれる的を射たものでした。生徒たちは引き続き専門的な内容についての英語での「やり取り力」を高め、今後行っていく海外の高校生たちとの共同研究に備えていきます。

国際共同研究アカデミー(1年生)国際共同研究アカデミー(1年生)国際共同研究アカデミー(1年生)

国際共同研究アカデミー(1年生)

イングリッシュキャンプ

 8月14日(月)~8月16日(水)、ニセコでのイングリッシュキャンプが行われ、本校1・2年生25名(その他市内8校から10名)が参加し、外国人講師による指導のもと、異文化理解に関する講義やSDGsに関するディスカッション、ニセコ在住の外国人との交流、スピーキング力やプレゼンテーション力を高める様々なプログラムが行われました。最終日には各グループによるSDGsに関するプレゼンテーションの後、終了証が授与され日程が終わりました。生徒たちは授業で習った英語をコミュニケーションツールとして使う経験を通して、英語の知識やスキルをさらに高めたいという意欲が高められました。

イングリッシュキャンプイングリッシュキャンプ

イングリッシュキャンプイングリッシュキャンプ

全国SSH生徒研究発表会

 8月9日(水)・10日(木)、令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が神戸国際展示場で開催され、全国218のSSH校から代表が集まり、本校からも代表生徒3名が参加しました。1日目と2日目には参加校によるポスター発表、また2日目の最後には代表校による全大会が行われました。本校代表生徒は「レイケ管の音が鳴る原理~温度分布による解析~」というタイトルで、研究の成果を発表しました。全国のSSH校と研究成果を交流することにより、科学技術に対する興味・関心が一層喚起される機会となりました。

全国SSH生徒研究発表会全国SSH生徒研究発表会

全国SSH生徒研究発表会全国SSH生徒研究発表会

全国大会出場激励会

 夏季休業前の最終日の 7月24日(月)、アーチェリー、体操、陸上競技、水泳、新聞で全国大会に出場する生徒の激励会が行われました。学校長と生徒会長の挨拶に続いて出場生徒からの決意表明があり、その後体操部生徒による宙返りや鞍馬などの試技が披露され喝采が上がりました。今年の夏は本校から選手として出場するだけでなく、36年ぶりに北海道で行われる高校総体の運営に多数の生徒が参加する予定です。

全国大会出場激励会全国大会出場激励会

インドとのオンラインミーティング

 7月20日(木)にSSH重点枠「国際共同研究アカデミー」でインドCMS校と共同課題研究のためのオンラインミーティング(4回目)を実施しました。生徒は共同の研究課題を設定するため、英語で一生懸命自分たちの考えを伝えていました。

インドとのオンラインミーティングインドとのオンラインミーティングインドとのオンラインミーティング

インドとのオンラインミーティング

海洋プラスチック調査

 海の日の7月17日(月)、国際共同研究アカデミーの活動として、海洋プラスチックに関する研修を受けました。最初に学校で調査の目的や方法等について説明を受けた後、約60名の生徒が太平洋側、日本海側の4方面へバスで移動し、海岸でサンプルを採取しました。今後、オーストラリアやマレーシア、インドの高校生とも研究成果を共有しながら、国際的な共同研究を行っていきます。

海洋プラスチック調査海洋プラスチック調査海洋プラスチック調査

海洋プラスチック調査

 

第57回啓成祭

  7月7日(金)~8日(土)、「新しい啓成のリーダーズ」のテーマのもと、第57回啓成祭が盛大に行われました。1日目は体育館での開祭式に続き、各HRによるステージ発表、クラス創作など、数年ぶりにコロナの制限なしに行われました。また校舎内外には生徒たちが制作した学級幕やステンドグラスが並び、華やかな雰囲気を醸し出しました。昼食時には様々なキッチンカーが校舎前に並び、生徒は自由に回って様々な食べ物を楽しみました。2日目は一般公開も行われ、大勢の保護者や卒業生、地域の方々で賑わいました。閉祭式の後にはグラウンドで後夜祭が行われ、生徒会や実行委員会、またすべての生徒が時には悩みながら長い時間をかけて作り上げた学校祭は、盛大な花火とともに幕を閉じました。

第57回啓成祭第57回啓成祭第57回啓成祭第57回啓成祭第57回啓成祭第57回啓成祭

第57回啓成祭第57回啓成祭

認知症サポーター養成講座

 6月26日~7月3日、2年生普通科家庭基礎の授業において「認知症サポーター養成講座」が行われました。講師として厚別区第1地域包括支援センターの方をお招きし、認知症に関する正しい知識を学びながら当事者やその家族と接する際の基本姿勢について教えていただきました。生徒の感想には「認知症の人も感情があり自分の気持ちを表現できないだけでいろんなことを思っているということを知った」「『認知症のおじいちゃん・おばあちゃん』としてではなく『一人の人間』として意見や考えを尊重することを忘れないようにしたい」などがあり、有意義な時間になった様子がうかがえました。

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