NEWS&TOPICS
2年生国際共同研究アカデミー
7月24日(木)13時、本校理科室にて、2年生を対象とした国際共同研究アカデミーが開催されました。このアカデミーは2年間のプログラムで、インドのシティ・モンテッソーリ・スクール(CMS)の生徒たちと共同で課題研究を進めます。今回は、バディとなるCMSの生徒たちとの初めての顔合わせの機会となりました。Zoomを通じてお互いの研究テーマを共有した後、今後の共同研究の方向性について活発な話し合いが行われました。生徒たちはSNSに加え、オンラインでの連絡手段も確認し、コミュニケーションの基盤を確立しました。今後は、次回のミーティングに向けて研究を進めつつ、SNSを通じて定期的に情報共有を行っていきます。
Sustainable Future Earth(FV・Ⅱ)
7月24日(木)の7時55分から8時45分にかけて、FV・Ⅱ「Sustainable Future Earth」の生徒たちが、オーストラリアのマレニー高校と2回目のオンラインミーティングを行いました。前回のミーティングで課題として挙がった「開発における生態系への影響」について、今回は生徒たちがGISや過去の写真を用いて、それぞれの地域の自然環境の過去と現在の比較調査結果を発表しました。本校の生徒たちは野幌森林公園周辺の変遷について、一方オーストラリアの生徒たちはオビ・オビ・クリークにおけるカモノハシへの影響について発表。酪農学園大学の吉中教授からの助言もいただきながら、お互いの発表内容における共通点と相違点について活発な話し合いが行われました。
令和7年度課題研究中間発表会・第1回運営指導委員会
7月22日(火)に、課題研究中間発表会を実施しました。理数科の生徒40名(10班)と、普通科の国際共同研究アカデミーで活動する生徒26名(6班)が発表を行いました。この発表会は、1年生で設定したテーマをもとに、2年生で取り組んできた研究成果の中間まとめを発表する場です。大学や研究機関の方々、そして聴講している理数科の1・2年生から意見をもらうことで、課題研究の後半戦に弾みをつけます。本校大ホールを会場に、発表会は前半と後半に分かれ、8つのブースで発表と質疑応答が行われました。30度を超える暑さにもかかわらず、白熱した議論が交わされました。
また、発表会と同時進行でSSH運営指導委員会も開催されました。今回は、各大学や研究機関から6名の方々にお越しいただきました。課題研究中間発表の視察に加え、今年度再申請予定のSSHⅣ期(令和8〜13年度)に向けても貴重なご意見をいただき、本校のSSH事業の今後について活発な議論を行うことができました。今回の議論の内容は、令和7年度SSH研究開発報告書に掲載する予定です。
2025 啓成祭 -2日目-
7月12日(土)啓成祭が無事終了しました。
啓成祭2日目は、一般公開でした。たくさんの方々にお越しいただきました。
後夜祭の花火で第59回の啓成祭を締めくくりました。
2025 啓成祭 -1日目-
7月11日(金) 第59回 啓成祭 1日目
啓成祭1日目は、啓成高校の生徒のみを対象に実施しました。玄関には学級旗24枚、玄関ホールにはステンドグラス24作品が展示され、学校祭の雰囲気を彩りました。
連日暑い日が続く中、ステージ発表、クラス展示、模擬店、有志発表、部局発表と、生徒たちは頑張って準備してきました。その成果をお互いに楽しむ一日となりました。
交通安全教室を行いました。
6月27日(金)、全学年対象に「スケアード・ストレート教育技法による自転車交通安全教室」を実施いたしました。スタントマンの方の実演をとおして、生徒のみなさんは違反行為が交通事故に直結することを学ぶことができました。今後も、自転車ルールの遵守とマナー向上に取り組みましょう。
進路講演会(進路学習)
進路講演会を実施しました。
1年生は、6月17日(火)6,7時間目に、四谷学院の方を講師に迎えて進路講演を行いました。学問分野にどのようなものがあるのか?について、自分の興味関心を進路につなげた予備校生の例などの話を聞き、文理科目選択のヒントを得ました。
2年生は、6月19日(木)6,7時間目に、進路別講演会を実施しました。
大学(国公立・私立)進学、専門学校、看護といった生徒が希望したコースに分かれ、各学校の講師の先生からお話を聞きました。
自分の興味関心、将来に関わる学校の話を具体的に聞いて進路意識を高める機会としました。
国際共同研究アカデミー①
6月14日(土)札幌啓成高校を会場に国際共同研究アカデミーの第1回目(オンラインと対面のハイブリッド)を実施しました。
今年度は、厚別高校、北見北斗高校、滝川高校から生徒の参加がありました。
第1回目は、開校式の後、「課題研究とは何か?」「国際共同とは何か?」について学びました。
先輩アカデミー生から課題研究での取り組み発表もあり、これからの活動のイメージもつかみました。
植生観察学習①
6月12日(木)の5,6校時に、理数科1年生を対象に植生観察学習①を行いました。
北海道博物館・学芸員の成田先生に植生と地学の分野を融合した授業をしていただきました。
生物基礎で学習した植生の内容を振り返りながら、過去の環境を知る手がかりとなる「化石」についても学びました。
生徒達は、校舎裏のアーチェリー場で樹木を観察し、図鑑を用いて葉の形状から樹木の同定をしました。
その後、葉の形状(ギザギザがあるか・ないか)を用いて平均気温を算出できるということを学び、植物化石でも同様のことができることも学びました。
3学年進路講演会
6月12日(木)の5校時に、第3学年を対象とした進路講演会を実施しました。
今回は、札幌千秋庵株式会社 代表取締役社長 中西克彦 氏を講師にお迎えし、「キャリアドリフトによるキャリア形成〜商社パーソンから老舗菓子企業の社長になるまで〜」という演題でご講演いただきました。
講演では、ご自身のこれまでのキャリアや経験を具体的にお話しいただき、生徒一人ひとりが自分の「やりたいこと」をしっかりと持ち、それに向かって進むことの大切さを伝えてくださいました。「進路は一つではなく、柔軟に変化していくもの」というメッセージは、生徒たちにとって将来を考える上で大きな励みとなりました。
中西様、貴重なお話をありがとうございました。
海外研修説明会
6月10日(火)17: 00から本校3階大ホールにて今年度の海外研修説明会が実施され、生徒・保護者合わせて66名が参加しました。
はじめに、本校の国際交流の紹介と昨年度参加した外部の国際交流についての情報提供、ホストファミリーの募集についての説明を行いました。
その後、株式会社ISAの平田様より、 イングリッシュキャンプとカナダ研修について、世の中の変化や他国での取り組みを実際に経験することの大切さを含めてお話しいただきました。
また、本校および外部の国際交流に参加した在校生3名が、自身が経験したこと、実際に参加したことで自信がついたことや進路が決まったこと、なぜ海外研修に参加しようと考えたのかなど、パワーポイントを用いて発表し、その中で3名とも共通して、『 迷っているのであれば挑戦するべき!』と話してくれました。
今回の説明会を通して海外研修に積極的に参加し、自分自身に自信が持てたり、新しい目標を見つけたりできる生徒が増えることを願っています。
FV特別講演(1年生)
5月26日(月)5,6時間目
1年生普通科を対象に、FV特別講演を行いました。
探究を深める「対話型論証」と題して、
北海道大学高等教育推進機構高等教育研究部の田中先生より講義をしていただきました。
これから啓成高校の総合的な探究の時間「Future Vision」が始まります。
自分たちの探究のために、問いを考えるコツを教えていただきました。
生徒達も、問いをあらゆる角度からアプローチし、周囲と共有する体験をしました。
日常のふとした疑問などを掘り下げて、自分自身そして周りの人と対話しながら問いと考えを深めていくことは、今後のFVに必要です。今日の講義は、そのエッセンスを得られた時間となりました。
生成AI研修を行いました。
5月22日(木)の6時間目、1年生と2年生がFVで生成AI研修を行いました。
各自のパソコンやタブレットを用いて、生成AIの使い方や注意点などを学びました。
グループでAIへの質問や指示の内容を考えて、生徒同士の対話も織り交ぜながら学びを深めました。
黒松内・歌才湿原ミズゴケ再生プロジェクトに参加してきました!
5月11日(日)、黒松内町の歌才湿原で、北大環境科学院の研究「ミズゴケ湿原生態系の復元・再生を介したSDGsに貢献する科学と実践」(以下ミズゴケ再生プロジェクト)のお手伝いをしてきました。
啓成高校からは、科学部を含む有志7名が参加しました。
ミズゴケ再生プロジェクトは、ミズゴケの生育を阻害する植物を伐採し、ミズゴケの生育を助けるというものです。
湿原において、ミズゴケは温室効果ガスである二酸化炭素を吸収し、泥炭となって堆積します。
湿原、泥炭地は人間活動などによって減少しており、ミズゴケが減ると、炭素(二酸化炭素)の吸収量も減ってしまいます。
ミズゴケを守ることは、地球温暖化対策にもなるのです!
このプロジェクトでは、歌才湿原近隣の黒松内中学校、白井川中学校、寿都高校の生徒と協力して作業を行い、お互いの交流を深めるとともに、環境保全への意識を高めました。
なお、北大環境科学院の露崎先生(啓成高校・SSH森林学習の講師)のご指導と黒松内町ブナセンターの学芸員さんのサポートで4校の参加が実現しました。
本校科学部の生徒達は、この貴重な経験を今後の研究活動に活かしていきます。
高体連・高野連 壮行会
5月9日(金)の5,6時間目に、生徒会主催の高体連・高野連の壮行会を行いました。
体育館に集まった生徒の中を、それぞれのユニフォーム姿の選手たちが吹奏楽局の演奏に合わせて入場しました。
主幹教諭と生徒会長からの激励の後、選手たちが部活動ごとに登壇し、決意表明や保護者・先生方への感謝の気持ちを述べました。
決意表明後は選手と応援生徒が向かい合って校歌を歌い、気持ちを高めました。
頑張れ啓成!
生徒総会
5月7日(水)、令和7年度生徒総会が行われ、生徒会や各委員会の活動計画や行事について審議が行われました。とりわけ啓成祭と体育祭に関しては積極的な議論が行われ、学校生活をより有意義なものにしたいという生徒たちの熱意を感じることができました。
森林学習(KSI生物基礎)
4月25日(金)
啓成高校のアーチェリー場付近の森林で春の植物や樹木の観察を行いました。
啓成高校では、春~秋に、1年生の生物基礎の授業の時間で樹木の同定や季節の植物を観察を行っています。
特に、理数科の生徒は身近な植物を観察した後に、道内研修で森林についてさらに理解を深めていきます。
1学年レクリエーション
4月28日(月)の5,6時間目に1学年レクリエーションを行いました。
クラス対抗のピンポン球リレーやクイズ大会などのゲームを通して、クラスと学年全体の親睦を深めました。
企画・運営には、1~8組の各クラスの代表委員が尽力しました。
SSHガイダンス
4月25日(金)6時間目、新1年生を対象にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に関するガイダンスを行いました。
札幌啓成高校でのSSHとしてのこれまでの取り組み、先輩方の学びの成果を聞きました。
令和7年度は、SSH経過措置のため活動の幅が狭まりますが、普通科・理数科共通で行う森林学習(KSI生物基礎)、理数科の道内研修、北大研修、国際共同アカデミー、北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)、そして総合的な探究の時間として行っているFVと併せて、啓成ならではの取り組みを進めていく予定です。
情報モラル教室(1年生対象)
4月16日(水)、1年生を対象に「情報モラル教室」を実施いたしました。生徒のみなさんは、安心安全なインターネットの使い方やSNSの使用について学ぶことができました。