NEWS&TOPICS
地域との連携による食育学習
9月26日(火)3・4校時、理数科KSI-Ⅰ家庭において、食育授業が実施されました。3校時は、札幌市厚別区保健福祉部の管理栄養士才田様から栄養に関する基本的な考え方やバランスのとれた食事の大切さについて講義を受け、4校時は簡単な調理実習を行いました。メニューは「サバ缶カレーとラッシー」の2品で、市販品を活用した栄養バランスレシピを教わりました。実習には厚別区食生活改善推進員協議会からボランティアスタッフ10名の方にもお越しいただきいただき、各班ボランティアさんと話をはずませながら楽しく実習を終えることができました。
課題研究中間発表会
9月19日(火)、2年生理数科生徒及び普通科国際共同研究アカデミー所属生徒の課題研究中間発表会を行いました。生徒たちは、理数科KSIや普通科FVの授業で研究を進め、アカデミーにてインドとの協議を重ねてきました。酪農学園大我妻先生、北海道大学内田先生を助言者としてお招きし、講評やそれぞれの課題研究にアドバイスをいただきました。また、1年生理数科生徒は、聴衆として参加し、先輩の研究に鋭い質問を投げかけるとともに、自分たちの課題研究のテーマ選定に向けて、多くのヒントを得る機会となりました。
FV特別講演
FV(Future Vision = 総合的な探究の時間)全体講演会が普通科1学年、2学年を対象に9月21日(木)、第一体育館にて行われました。本校の卒業生でもあり、IT業界を中心に活躍する(株)フィーリスト代表取締役 吉野俊文様から「未来を創造するリーダーへ!啓成生へ送る経営者としての成功法則」の演題でご講演をいただき、高校時代も含む人生の様々な場面で得た経験や教訓をお聞きしました。生徒たちは先輩の話を大変真剣に聴くとともに、時々自分の考えや体験を共有したりしながら、今後の人生について真剣に考えていました。
校内で留学体験
9月20日(水)と21日(木)、道教委主催のHokkaido Study Abroad Program事業で北海道大学大学院に在籍する2名の中国人の留学生が本校を訪れ、各教科の授業に参加したり、1年生の各クラスで自分の出身地や日本の生活、現在の研究等について英語で紹介しました。また有志生徒とのランチミーティング、校舎内ツアー、部活動見学等に参加するなど、有意義な交流を行うことができました。
円山動物園での研修
9月18日、国際共同研究アカデミー(1年生)と海外研修予定生徒の事前研修を円山動物園にて行いました。アカデミー生徒の目的は、観察力と課題発見力をつけること、海外研修予定生徒の目的は、オーストラリアやマレーシアなどの研修先に生息する野生動物及び北海道固有の動物についてよく知ることで生物多様性について理解を進めることでした。子ゾウの公開も始まり、混雑している園内でしたが、生徒たちは対象動物を決め、じっくりと観察していました。
体育祭
3学年がそろって楽しむ今年度最後の行事である体育祭が2日日程で行われました。1日目の9月13日(水)は晴天に恵まれ、校舎内外の各種目が予定通りに行われました。翌14日(木)は雨予報だったため予め延期し、15日(金)に再び晴天のもとで2日目が行われました。恒例の競技からアイデアを凝らしたユニークなものまで、実行委員会を中心とした自主的で円滑な運営により、多くの生徒たちが楽しい思い出を作ることができました。
オーストラリアとのオンライン交流
2年生のFVで海洋プラスチック問題について探究しているグループが、オーストラリアのパートナー校であるマレニー高校とオンライン交流を行いました。初めに啓成、マレニー双方が、それぞれの研究の進捗や課題についてプレゼンテーションを行った後、ブレイクアウトルームに分かれ、少人数のグループごとにお互いの研究内容や学校生活、趣味など幅広い内容について自由に交流しました。交流の最後には、スーパーバイザーの酪農学園大学の吉中教授より、生徒による地域の活動や、脱プラスチックの社会の動き、また国連を中心とする国際的な動きがより良い地球の未来につながっていくという助言をいただきました。
企業によるデータ分析の手法を学ぶ
9月7日(木)、FV(総合的な探究の時間)で「統計の活用」のテーマを選んで探究活動を行う2年生約20名が(株)ニトリホールディングスの外部講師による出前授業を受けました。その中では、企業がデータを収集・分析する視点や方法について学んだり、中規模店舗の出店に最適な地域を検討したりする演習にも取り組みました。
※このニュースは令和5年9月29日付の北海道通信にも掲載されました。
FV1&2進行中
今日のFuture Vision(総合的な探究の時間)は、1年生は夏休みに各自が選んで読んだ本や、探究テーマとして考えている内容について少人数で意見交換したり、1月下旬に行う学術祭での発表に向けて、今後どのように研究を進めていくか計画を立てたりしました。
一方、グループ探究を行う2年生は、14のテーマごとの教室に分かれ、各テーマの専門家による講義やワークショップ等に参加しながら、知識を深めたり、自分たちの探究の構想をより具体化したりしました。2年生はこのような講座を8回受けた後、各自の発表に向けて自走していきます。
英語の講義に挑戦
国際共同研究アカデミー(1年生の)第4回目は、北海道大学工学研究院のインド出身の研究者より、化石燃料の代替エネルギーとしてのアンモニアの利用のメリットや課題等についてのミニ講義を聞きました。講義後には、小グループ内で講演内容をシェアリングし、さらに知りたいことについて講師に質問しましたが、どの質問も講義の理解をさらに深めてくれる的を射たものでした。生徒たちは引き続き専門的な内容についての英語での「やり取り力」を高め、今後行っていく海外の高校生たちとの共同研究に備えていきます。