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第57回啓成祭
7月7日(金)~8日(土)、「新しい啓成のリーダーズ」のテーマのもと、第57回啓成祭が盛大に行われました。1日目は体育館での開祭式に続き、各HRによるステージ発表、クラス創作など、数年ぶりにコロナの制限なしに行われました。また校舎内外には生徒たちが制作した学級幕やステンドグラスが並び、華やかな雰囲気を醸し出しました。昼食時には様々なキッチンカーが校舎前に並び、生徒は自由に回って様々な食べ物を楽しみました。2日目は一般公開も行われ、大勢の保護者や卒業生、地域の方々で賑わいました。閉祭式の後にはグラウンドで後夜祭が行われ、生徒会や実行委員会、またすべての生徒が時には悩みながら長い時間をかけて作り上げた学校祭は、盛大な花火とともに幕を閉じました。
認知症サポーター養成講座
6月26日~7月3日、2年生普通科家庭基礎の授業において「認知症サポーター養成講座」が行われました。講師として厚別区第1地域包括支援センターの方をお招きし、認知症に関する正しい知識を学びながら当事者やその家族と接する際の基本姿勢について教えていただきました。生徒の感想には「認知症の人も感情があり自分の気持ちを表現できないだけでいろんなことを思っているということを知った」「『認知症のおじいちゃん・おばあちゃん』としてではなく『一人の人間』として意見や考えを尊重することを忘れないようにしたい」などがあり、有意義な時間になった様子がうかがえました。
野球全校応援
6月26日(月)、本校野球部の試合(vs.札幌東)の応援のために、全校生徒が麻生球場に集結しました。コロナによる大会中止や応援自粛のために全校応援の経験のある生徒はいませんでしたが、今回は有志生徒による応援団が中心となって応援を考えて、試合前日(6/23)には全校応援の練習も行いました。当日は、4回裏に失った2点を追っては離される厳しい展開となりましたが、何度も訪れたチャンスや得点シーンでは全校生徒が1つになって盛り上がり、選手たちにエールを送りました。試合は惜しくも2対4で敗れましたが、全校生徒が一体感を感じる貴重な機会となりました。
外国の研究者から話を聞く
6月24日(土)、今年度第2回目の国際共同研究アカデミー(1年生)が行われ、本校生徒46名に加えて札幌開成中等教育学校と滝川高校から13名が対面とオンラインで参加しました。また北大から15名の外国人研究者がTA(指導アシスタント)としてお手伝いに来てくれました。今回は「英語を使って世界の研究者と交流できる」という目標に向けて、TAたちの国や研究内容等について、何人ものTAから話を聞いたり、TAから聞いた内容をまとめて他の人に英語でプレゼンテーションを行ったりしました。事後の振り返りの中には「こんなにたくさん違う国の人と話せてとても楽しかったです。TAさんたちもネイティブじゃないことに驚きました。私も頑張りたいです。」というような前向きな記載が多く見られ、生徒たちが自分が将来活躍する姿や自分たちの可能性を垣間見る有意義な機会となったことが分かりました。
SSH科学英語コミュニケーション特別講義
6月21日(水)、22日(木)に本校の1年生(普通科・理数科)320名と、2年生(理数科)40名、3年生(普通科・理数科)75名を対象に、神田外語大学外国語学部英米語学科専任講師の柴原智幸氏を講師に迎え、実践的な英語コミュニケーション能力を身につけるためのトレーニング方法をご教授頂きました。具体的には、正しい発音方法、ディクテーション・オーバーラッピング・シャドーイングの3つを主軸とした音声教材の効果的学習方法について、生徒は実際に体験しながら理解を深めることができました。御指導いただいた柴原先生からは、「どのクラスの生徒さんも本当に熱心で、教えていてとても楽しい時間を過ごさせていただきました。」との言葉をいただきました。放課後は1・2年生の希望者を対象に、英文精読の方法として辞書の活用方法について学びました。簡単な単語ほど奥が深い意味を持つことを知り、参加した生徒は知的好奇心を刺激されて有意義な時間を過ごすことができました。
SSH道内研修
令和5年6月15日から16日の1泊2日で道内研修を実施しました。この研修は、1年生理数科40名を対象とし、千歳・有珠山方面のAコースと富良野方面のBコースの2つに分かれて行いました。
Aコースでは、1日目は千歳科学技術大学の長谷川先生を講師に、フォトダイオードを使った光検出回路の作成に取り組みました。2日目はUNESCO世界ジオパークである有珠山の巡検により火山噴火と地殻変動について学ぶとともに、噴火によって失われた植生の回復を比較・観察し、遷移のモデル的過程と植物の生育環境について理解を深めました。
Bコースでは、1日目は三笠博物館を訪問し古生物学の面白さとともに北海道の成り立ちについて学び、十勝岳の巡検では垂直分布や植生の遷移を五感で学びました。2日目は東京大学鈴木先生を講師に、演習林の毎木調査を行い、そのデータをもとに樹冠投影図を作成する実習に取り組みました。
生徒たちは現地でしか得ることのできない経験や体験的な学びをとおして、科学技術や自然環境についての興味・関心・キャリア意識を高めるとともに、課題研究のテーマ設定や観察・研究手法のヒントを得ることができました。
第1回 国際共同研究アカデミー
6月10日(土)午前9時から本校生物教室において第1回 国際共同研究アカデミーが開催されました。本校1年生の46名の参加者に加え、ZOOMを活用したオンラインにより、北見北斗高等学校、札幌市立開成中等教育学校、滝川高等学校からも参加をいただきました。開講式では本校の斉藤光一校長の挨拶、参加校紹介の後、本校、村田祐亮教諭から国際共同研究アカデミーの概要が説明されました。続いて、1「国際共同研究の意義とこれまでの取組」、2「課題研究とは何か」という2つのテーマについて熱心なグループワークが繰り広げられました。
「グラレコ」に挑戦
6月8日(木)、Future Vision(総合的な探究の時間)が夏休み後から本格的に始まるのに先立ち、情報整理の手法の1つである「グラフィックレコーディング」について学びました。その後、大学教授による「ウェルビーイング」という概念についての短い講義を視聴した後、学んだ手法を実際に用いてグラフィックレコーディングに挑戦してみました。この先行う探究活動が少しでも有意義となるように、今後も情報処理能力や批判的思考力を涵養していきます。
【3学年】進路別講演会
6月8日(木)、6・7時間目に第3学年対象の進路別講演会が行われました。代々木ゼミナールの講師の方たちをはじめ、大学等の先生方をお招きして、生徒たちは8コースに分かれて、大学入試や受験勉強についてなど様々な情報を教えていただきました。
海外研修・国際交流説明会
6/6(火)に海外研修・国際交流説明会が実施されました。1、2年生の生徒・保護者120名が参加し、啓成高校で実施されている研修での学びについて理解を深めました。今年度は4年ぶりにオーストラリア研修・マレーシア研修も実施予定で、1月のインド・マレーシアの留学生来日時には、啓成高校の生徒宅にホームステイの受け入れもお願いする予定です。カナダ研修、イングリッシュキャンプなどの語学研修も実施します。4年前のマレーシア研修を経験した先輩(小樽商科大学2年生)からは、「研修を通して自然科学などにも興味を持つことができ、考え方も大きく変わったと」「研修が将来の目標を見つけるきっかけになった」というお話もありました。生徒のみなさんが、研修を通して自分の世界を広げてくれることを期待しています。
植生観察学習
5月19日(月)と23日(金)の2日間にわたり、1年生理数科を対象に植生観察学習が行われました。19日は北海道博物館から講師を招き、植物化石や現代の植物から得られるデータにより気温を推定する方法を学び、実際に校地内の樹木の葉を観察して周辺地域の気候や植生を考察しました。また23日には北大の講師より、植生観察を含むフィールド観察全般、さらには自然科学に取り組む際に持つべき姿勢についてオンラインで学びました。この取組については5月25日(木)の北海道通信にも掲載されています。
1・2学年合同FV
5月18日(木)、2,3校時に1・2学年合同のFuture Vision(総合的な探究の時間)が行われました。担当者による説明の後1・2年生合同の小グループに分かれて自己紹介を行い、その後2年生が昨年度行った探究の紹介と活発な質疑応答が行われました。1年生はこれから取り組む課題探究に向けての見通しを持つことができ、2年生は1年生をうまくリードしながら昨年度から培ってきた表現力やコミュニケーション能力の確かな伸長を見せてくれました。
壮行会
5月12日(金)の5・6校時、壮行会が行われ、吹奏楽局の演奏と拍手による選手入場の後、各部の部長が支部大会に向けての決意を述べました。コロナ禍による大会中止や出場辞退等、様々な逆境を乗り越えてきた3年生の部長たちからは、辛い中支えてくれた人たちへの感謝や大会での成果によって恩返ししたいという決意が多く聞かれました。
アユシャさん最終日
4月17日(月)から約1か月間を本校で過ごしたカナダからの留学生アユシャさんが本日で留学の日程を終えました。滞在中は様々な授業や部活動に参加して日本の文化や学校生活について学び、多くの生徒と交流しました。今日は6時間目の壮行会の際に全校生徒にお別れの挨拶をした後、帰りのホームルームではクラスの生徒たちから色紙やプレゼントが贈られ、最後の感動的な時間を過ごしました。アユシャさんは明日5月13日(土)に日本を発ち、カナダに帰国します。
第3学年保護者進路説明会
5月9日(火)本校にて第3学年保護者進路説明会を実施しました。
学年主任の挨拶から始まり、進路指導部の先生方から令和4年度入試結果の報告と直近の模試の結果や今年度の進路活動について説明があり、最後に(株)ベネッセコーポレーションの江原様から学習と進路についてのお話をしていただきました。会の途中には、クラス毎に着席していただいた保護者の方々が自己紹介をし合う時間も設けられ、懇親を深めている姿も見られました。
生徒総会
5月9日(火)7時間目、生徒総会が行われました。全校が一堂に会して行われる総会はコロナ禍を挟んで数年ぶりです。生徒会執行部や各委員会の活動計画に加え、特に学校祭や体育祭については大変活発な討議が行われ、通常に戻りつつある学校生活を少しでも充実させたいという生徒たちの強い思いが感じられました。
1学年レクリエーション
5月2日(火)の6、7校時、体育館にて学年レクリエーションが行われました。各クラスの代表委員から成る実行委員会が準備した競技に、真新しいジャージを着た1年生たちは大いに盛り上がり、和やかな雰囲気の中でホームルームや学年全体の親睦が深められました。初めての生徒主導の活動にもかかわらず運営はスムーズで、これからの啓成を 盛り上げ牽引してくれるリーダーが、この学年にも多くいることを知ることができました。
3年生理数科 KSI・III 「研究論文について」の講演を実施
4月26日(水)3校時、理数科3年生KSI・IIIにて、外部講師による講演が開催されました。講師の酪農学園大学・准教授 立木靖之先生から「研究論文の書き方」についてのご指導を賜りました。2年次の課題研究の内容を論文にまとめる授業となります。完成された論文は、啓成高校のホームページに掲載する予定です。
1年生 SSH説明会
4月28日(金)、1年生全体に向けて、本校のSSHの取組概要と個別のプログラムについての説明が行われました。その中では、道外研修やカナダ研修、また理数科の課題研究と北海道インターナショナルサイエンスフェスティバル(HISF)に昨年度参加した先輩たちから、日本語と流ちょうな英語で取組の発表を聞き、自分たちの可能性を広げ世界を広げようとの激励が送られました。放課後に希望者対象で行った「国際共同研究アカデミー」の説明会には90名以上の生徒が集まり、様々な研究や研修の機会に対する高い関心がうかがわれました。
心の健康教室(1年生)
4月27日(木)、入学後3週間が過ぎた1年生が「ぱんだ先生」として知られるカウンセラーの太田滋春先生より、「こころのメンテナンスの3つのコツ!」というテーマで講演を聞きました。講演では、各自のリラックス方法や自分が達成感・満足感を感じる時について振り返って周りと共有したり、自分の学びや感想をオンラインフォームで記入したりする時間がありました。最後には「ぱんだ先生」が各ホームルームを直接訪れて、笑顔で学校生活を送れるよう生徒たちを応援しました。