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啓成学術祭
1月30日(火)午後、「ポリフォニックに響き合う空間をつくろう」のテーマのもと、1、2年生普通科生徒のFuture Vision(総合的な探究の時間)および理数科生徒の課題研究の集大成である啓成学術祭が行われました。当日は、22の教室を使用して1、2年生の普通科・理数科の生徒がミックスして集まった中で、個人やグループによる口頭発表、ポスター発表やワークショップなど、様々な形式で研究成果の発表が行われ、生徒たちは自分の発表に加えて、他の生徒の研究テーマや視点、また研究方法や発表技術などから多くの貴重な学びや気づきを得ることができました。自分が究めたい課題を長い時間をかけて発見し、調査や実験、考察を通して得た結果を効果的な方法で他者に伝える経験は、これからの人生を生きる中で不可欠な力となることは疑いありません。お忙しい中来校され参観いただきました保護者の皆様、大変ありがとうございました。
世界の架け橋養成事業(マレーシア)
北海道国際交流・協力総合センター主催の「高校生世界の架け橋養成事業」に本校2年生の齋藤諒藍さんが選考され,全道各地から来た8名の高校生と1月10日(水)から19日(金)までの間マレーシアを訪れて、文化や歴史や自然、また産業や国際協力等に関する研修を受けました。10日間の研修で特に印象に残ったことは、中華系の高校でマレーシアと中国の文化を教えてもらった時のことや、現地の高校生が3ヶ国語(マレー語、中国語、英語)喋れると聞いて驚いたことです。多民族国家であるマレーシアの日本とは大きく異なる状況を自分の目で見たことや、様々な人種の人々と交流した際にどの人もみな優しかったことからも特に大きな感銘を受けたそうです。
空手道部全国大会へ
1月17日(水)から釧路市で北海道高等学校空手道選抜大会が行われました。女子団体組手5人制において準決勝で北見柏陽高校に敗れたものの代表決定戦で別海高校に3勝2敗と勝利し、3月24日(日)から広島市で行われる全国大会への切符を手にしました。
SSHマレーシア海外研修報告②
5日目からはオールセインツの生徒と合同で、学校近隣の海岸でマイクロプラスチックのサンプル収集やマングローブ林の見学などを行いました。また7日目は東南アジア最高峰(4,095m)のキナバル山麓のビジターセンターや地上40メートルの吊り橋などを訪れ立体的に熱帯林を観察しました。またサバ州の環境保全のために活動する青年海外協力隊員の活動場所を訪れ、植林体験にも参加しました。最終日は近隣の島までボートで渡り、サンゴや熱帯魚などを観察しました。生徒たちは日本では見られない物、体験できないこと満載の行程から多くの学びや気づきを得て、真冬の北海道に無事に戻ってきました。
SSHマレーシア海外研修報告①
1月6日(土)より本校2年生2名、1年生3名がマレーシア研修に参加しました。最初の目的地クアラルンプールでは、活気に溢れる首都の様子に圧倒されました。また翌日はJICA事務所を訪れ、日本の国際協力について学びました。その後飛行機で東部のボルネオ島・コタキナバルへ移動。翌日はサバ大学にてボルネオの概要や熱帯多雨林などについて学び、午後は大学付属の標本庫で膨大な数の珍しい動植物のコレクションに感嘆しました。今回同行する酪農学園大学の金子正美名誉教授からもマレーシアについて大変多くのことを学んでいます。4日目からはオールセインツ中等学校の生徒家庭で3泊4日のホームステイが始まります。
芸術発表会
12月19日(火)~21日(木)、毎年恒例の芸術発表会が行われ、美術・書道の選択授業履修生徒と部活動生徒の作品が玄関ホールを飾りました。20日(水)には吹奏楽曲の演奏も行われ、多くの生徒たちが日常の活動の成果を堪能しました。同じ時期に玄関ホールではボランティア同好会と生徒会が赤い羽根共同募金を行い、多くの生徒が足を止めて募金していました。年末の登校最終週に校内で多くの賑わいと善意が見られました。
カナダ留学報告②
11月4日(土)から6週間カナダに留学していた2年生の久々江歩那さんが12月16日(土)に無事に帰国しました。大変なこともありましたが、 諦めずに勇気を持って行動することにより自分自身の新たな強さを発見し、多くの友達を作って充実したカナダ生活を過ごすことができたそうです。2月3日(土)からは、今度はハリーアインレー高校からの生徒が6週間、啓成高校で過ごす予定です。
課題研究発表会
12月15日(金)令和5年度(第28回)理数科課題研究発表会が行われました。今年は3~5人の計10グループが1年間にわたる課題研究の成果について、学術的に、かつ創意工夫をしながら、発表しました。テーマは、水切り、ペットボトルフリップ、水の上を走る車、赤道儀、ダイラタンシー、線香花火、紙飛行機、トルコアイス、ツルグレン、貝殻の蛍光と、生徒の興味関心に基づいていたり、社会課題の解決に繋がったりと、例年通りバラエティ豊かなものが並びました。会場には保護者にもお越しいただき、理数科1・3年生、普通科の一部生徒も聴衆として参加しました。酪農学園大学我妻教授、千歳科学技術大学長谷川教授から助言・講評をいただき、生徒たちは今後の活動に向けてのヒントを得ることができました。
部活動対象救命講習会
12月11日の放課後、本校3階大ホールにて各部活動所属の生徒及び教員を対象に救命講習会を行いました。救命率向上には、「その場にいる誰か」の迅速で適切な心肺蘇生とAEDの使用が必要だということを踏まえ実技を中心に何度も練習しました。事故発生の場所が本校のグランドあるいは体育館だったら、どこからAEDを持ってくるか?AEDが到着するまでの数分間、心肺蘇生を行うと体感としてどのくらい長く感じるか?校内を想定した実技に一生懸命に耳を傾け、考え、積極的に取り組みました。いざというときに一歩踏み出す勇気を持てたに違いありません。
SSHオーストラリア研修報告③
オーストラリアの最終日は6日間お世話になったホストファミリーとお別れしてからメアリーケイルンクロス景観保護区やクイーンズランド博物館を訪れた後、往路と同じくブリズベン空港から台北経由で12月9日(土)の午後、無事に新千歳空港に到着しました。
今後はオーストラリア側との共同研究や研修の成果を来年1月末の北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)を始め、様々な場所で発表します。
クリスマスイベント
生徒会主催のクリスマスイベントが放課後に玄関ホールで行われました。書道部による書道パフォーマンスから始まり、有志生徒や教員による音楽が中心の発表に加えって、最後は吹奏楽局によるおなじみのクリスマスの曲が演奏されました。ステージ発表の後は玄関前でイルミネーション点灯式が行われ、カラフルな灯りの中、生徒たちは生徒会が提供したココアを飲んだり談笑したりして楽しい時間を過ごしました。
インドの高校生との交流開始
1年生の国際共同研究アカデミーはインドの高校生とのZoomでのオンライン交流がいよいよ始まりました。今回はまずお互いを知り合い打ち解けることが目標で、それぞれ用意した学校生活についてのプレゼンテーションを発表した後、様々なやり取りを楽しみました。今後は先輩たちのように英語で共同研究を進められるようなコミュニケーション力を身につけることが目標です。
SSHオーストラリア研修報告②
マレーニーでの4日目からは学校の外の様々な場所を訪れています。動物園ではオーストラリアの固有種の特徴や動物園管理についての講義を受けたり、ヌーサ国立公園ではオーストラリアならではの生態系を観察したりしました。生徒たちは日本ではできないような体験や見られないような景色を満喫しながら学びを深めています。
第1学年進路講話
12月5日(火)1学年を対象に代々木ゼミナール松尾様からご講話いただきました。大学卒と高校卒での生涯賃金の差。大学に行く事での将来の幅の広がり。大卒ならではの職業選択。高校入試と大学入試の違い。文章の読み方・解き方のポイント。英単語を覚えるポイント。北海道曲線等々、限られた時間ではありましたが多くの話をしていただきました。積み重ね科目の遅れは第一志望校の合格率を下げます。1年生の今、3年生になってから志望校を下げる必要がないように、日々の授業を大切にし、ご家庭でしっかり勉強に取り組み、希望の進路を実現していただければと思います。
SSHオーストラリア研修報告①
12月2日(土)、本校生徒14名と北見北斗高校生徒1名がSSHオーストラリア海外研修に出発しました。土曜の午後に新千歳空港を出発し、台北経由で日曜の朝にクイーンズランド州のブリズベン空港に到着しました。その後、滞在の拠点となるマレーニー高校に移動してホストファミリーに温かく迎えられました。月曜(12/4)からはさっそく登校し、歓迎セレモニーの後、お互いの生徒の課題研究の発表などを行いました。この後は、これまで何か月もの間オンラインで共同研究を進めてきたマレーニー州立高校のSTEAMクラスの生徒たちと様々なテーマについて研究を深めたり、博物館や動物園や国立公園等を訪れたりして科学的な知識や考え方をさらに高めます。
カナダ留学報告①
「北海道・アルバータ州高校生交換留学促進事業」で11月4日(土)から12月16日(土)の6週間ハリーアインレー高校に留学している本校2年生の久々江歩那さんから現地の様子が届きました。ホストファミリーから温かく迎えられ、3,000人以上もの生徒が通う大きな高校に毎日元気に通っています。授業の中にはcosmethology(美容学)というユニークな科目もあり、マネキンでヘアアレンジやカラーの練習をしたり、ペアでお互いの髪を洗ったりもするそうです。またTomodachikaiClubという日本文化や日本人留学生との交流を楽しむクラブの仲間と、ショッピングモールやミュージカル、植物園、アイスホッケー観戦など週末も様々な活動を楽しむなど、カナダ生活を満喫しています。
マレーシアの生物多様性について英語で学ぶ
11月11日(土)、本年度第9回目の国際研究アカデミー(1年生)が行われ、酪農学園大学のキュー先生からマレーシアの気候や動植物、また現在直面する課題等について英語で講義を受けました。講義の後は本校生やオンライン参加の他校生から様々な質問がありました。後半は、今後行いたい研究の方向性について班ごとに理科の教員に説明し、助言を受けました。
中学校理科の研修が本校にて開催
11月8日(水)と9日(木)、北海道立教育研究所主催の中学校理科教諭対象の研修が本校を会場に開催されました。1日目は粒子領域と生命領域、2日目はエネルギー領域と地球領域の観察と実験が行われ、参加者の皆さんは探究の過程を踏まえた、より実践的な指導力の向上にむけて研修を深めました。
タイ国訪問団が来校
11月7日(火)、タイ国のナコーンサワン・ラパチャット大学の博士課程の学生と教員等、計32名が来校し、約1時間の間、校舎内の施設や、各クラスの授業中の様子を見学しました。見学後、本校生の印象を尋ねると、熱心で積極的に授業に参加する様子に大変感心したとの感想をいただきました。訪問団の皆さんからは、おみやげとして大学のキャップとマグカップをいただきました。
第2学年系統別進路ガイダンス
10月31日(火)2学年を対象に系統別進路ガイダンスを実施しました。自分が選択した系統・分野から3つの学校の話を聞いて、同じ系統・分野であっても学校によって様々な違いがある事を知ったのではないでしょうか。進路を選択するにあたって幅広く考えるきっかけとなってくれたらと思います。また、見学旅行も終わり、進路実現に向けての意識を向上していただけたら幸いです。