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HISF行われる
2月1日(木)と2月2日(金)の2日間、北海道インターナショナルサイエンスフェア(HISF)を実施しました。1日目は本校が会場となり、全道から集まった約120名の高校生とインド、マレーシア、タイから今回来日した17名の高校生、北大大学院で研究を行う世界各国からの留学生17名が集まりました。1日目のメインイベントであるサイエンスチャレンジでは、25のグループに分けられた参加者たちが英語を使って知恵を出し合いながら70cmの幅に架ける橋を割り箸で制作し、どれくらいの重さに耐えられるか強度を競いました。また午後からは本校生とマレーシア、びインドの高校生による共同研究の発表も行われました。翌2月1日には、札幌日大高校が会場となり英語によるポスター発表やパネルディスカッションが行われました。参加者は2日間で英語を使ったグローバルな科学交流を満喫しました。
啓成学術祭
1月30日(火)午後、「ポリフォニックに響き合う空間をつくろう」のテーマのもと、1、2年生普通科生徒のFuture Vision(総合的な探究の時間)および理数科生徒の課題研究の集大成である啓成学術祭が行われました。当日は、22の教室を使用して1、2年生の普通科・理数科の生徒がミックスして集まった中で、個人やグループによる口頭発表、ポスター発表やワークショップなど、様々な形式で研究成果の発表が行われ、生徒たちは自分の発表に加えて、他の生徒の研究テーマや視点、また研究方法や発表技術などから多くの貴重な学びや気づきを得ることができました。自分が究めたい課題を長い時間をかけて発見し、調査や実験、考察を通して得た結果を効果的な方法で他者に伝える経験は、これからの人生を生きる中で不可欠な力となることは疑いありません。お忙しい中来校され参観いただきました保護者の皆様、大変ありがとうございました。
世界の架け橋養成事業(マレーシア)
北海道国際交流・協力総合センター主催の「高校生世界の架け橋養成事業」に本校2年生の齋藤諒藍さんが選考され,全道各地から来た8名の高校生と1月10日(水)から19日(金)までの間マレーシアを訪れて、文化や歴史や自然、また産業や国際協力等に関する研修を受けました。10日間の研修で特に印象に残ったことは、中華系の高校でマレーシアと中国の文化を教えてもらった時のことや、現地の高校生が3ヶ国語(マレー語、中国語、英語)喋れると聞いて驚いたことです。多民族国家であるマレーシアの日本とは大きく異なる状況を自分の目で見たことや、様々な人種の人々と交流した際にどの人もみな優しかったことからも特に大きな感銘を受けたそうです。
空手道部全国大会へ
1月17日(水)から釧路市で北海道高等学校空手道選抜大会が行われました。女子団体組手5人制において準決勝で北見柏陽高校に敗れたものの代表決定戦で別海高校に3勝2敗と勝利し、3月24日(日)から広島市で行われる全国大会への切符を手にしました。
SSHマレーシア海外研修報告②
5日目からはオールセインツの生徒と合同で、学校近隣の海岸でマイクロプラスチックのサンプル収集やマングローブ林の見学などを行いました。また7日目は東南アジア最高峰(4,095m)のキナバル山麓のビジターセンターや地上40メートルの吊り橋などを訪れ立体的に熱帯林を観察しました。またサバ州の環境保全のために活動する青年海外協力隊員の活動場所を訪れ、植林体験にも参加しました。最終日は近隣の島までボートで渡り、サンゴや熱帯魚などを観察しました。生徒たちは日本では見られない物、体験できないこと満載の行程から多くの学びや気づきを得て、真冬の北海道に無事に戻ってきました。
SSHマレーシア海外研修報告①
1月6日(土)より本校2年生2名、1年生3名がマレーシア研修に参加しました。最初の目的地クアラルンプールでは、活気に溢れる首都の様子に圧倒されました。また翌日はJICA事務所を訪れ、日本の国際協力について学びました。その後飛行機で東部のボルネオ島・コタキナバルへ移動。翌日はサバ大学にてボルネオの概要や熱帯多雨林などについて学び、午後は大学付属の標本庫で膨大な数の珍しい動植物のコレクションに感嘆しました。今回同行する酪農学園大学の金子正美名誉教授からもマレーシアについて大変多くのことを学んでいます。4日目からはオールセインツ中等学校の生徒家庭で3泊4日のホームステイが始まります。
芸術発表会
12月19日(火)~21日(木)、毎年恒例の芸術発表会が行われ、美術・書道の選択授業履修生徒と部活動生徒の作品が玄関ホールを飾りました。20日(水)には吹奏楽曲の演奏も行われ、多くの生徒たちが日常の活動の成果を堪能しました。同じ時期に玄関ホールではボランティア同好会と生徒会が赤い羽根共同募金を行い、多くの生徒が足を止めて募金していました。年末の登校最終週に校内で多くの賑わいと善意が見られました。
カナダ留学報告②
11月4日(土)から6週間カナダに留学していた2年生の久々江歩那さんが12月16日(土)に無事に帰国しました。大変なこともありましたが、 諦めずに勇気を持って行動することにより自分自身の新たな強さを発見し、多くの友達を作って充実したカナダ生活を過ごすことができたそうです。2月3日(土)からは、今度はハリーアインレー高校からの生徒が6週間、啓成高校で過ごす予定です。
課題研究発表会
12月15日(金)令和5年度(第28回)理数科課題研究発表会が行われました。今年は3~5人の計10グループが1年間にわたる課題研究の成果について、学術的に、かつ創意工夫をしながら、発表しました。テーマは、水切り、ペットボトルフリップ、水の上を走る車、赤道儀、ダイラタンシー、線香花火、紙飛行機、トルコアイス、ツルグレン、貝殻の蛍光と、生徒の興味関心に基づいていたり、社会課題の解決に繋がったりと、例年通りバラエティ豊かなものが並びました。会場には保護者にもお越しいただき、理数科1・3年生、普通科の一部生徒も聴衆として参加しました。酪農学園大学我妻教授、千歳科学技術大学長谷川教授から助言・講評をいただき、生徒たちは今後の活動に向けてのヒントを得ることができました。
部活動対象救命講習会
12月11日の放課後、本校3階大ホールにて各部活動所属の生徒及び教員を対象に救命講習会を行いました。救命率向上には、「その場にいる誰か」の迅速で適切な心肺蘇生とAEDの使用が必要だということを踏まえ実技を中心に何度も練習しました。事故発生の場所が本校のグランドあるいは体育館だったら、どこからAEDを持ってくるか?AEDが到着するまでの数分間、心肺蘇生を行うと体感としてどのくらい長く感じるか?校内を想定した実技に一生懸命に耳を傾け、考え、積極的に取り組みました。いざというときに一歩踏み出す勇気を持てたに違いありません。